
最近、Youtubeを定期的に更新するようになったドヤ顔管理栄養士のタイゾーです。
毎週金曜日を目標に配信してるいるわけですが、本業をこなしながらで、アップアップです。
ですが、視聴者さんに役立つ情報が少しでも届いて欲しいという思いで、これからも継続していく予定でおります。
一緒に健康について考えたり、学ぶ仲間を大募集中です。チャンネル登録してくれると喜びます。
あと、チャンネル登録してくれている方々、本当にありがとうございます。この場をかりてお礼を申し上げます。
管理栄養士の俺が、超絶疲れた時に意識的に食べているもの5選
さあ、本題いきましょう。
今回のテーマは『疲れをとる食べ物』です!実際に、私が「疲れ過ぎて立ち上がれなくなるんじゃないか」という時に意識的に食べるようにしているものを紹介しちゃいます。
(読むのが疲れるという方は、上の動画からどうぞ)
社会人にとって、「いかにして疲れをとるか」「疲れを軽減するか」というのは重要テーマじゃないでしょうか。
だって、仕事をしてると膨大なストレスにさらされますもんね。
仕事での拘束時間、上司からのプレッシャー、同僚との人間関係、窒息寸前の満員電車。
そんなストレスに休日は一日中、疲れて倒れているという人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、どっと疲れが押し寄せる時が多々あります。
長期の出張、長時間のデスクワーク、その他諸々。
仕事があることに感謝しているのですが、知らないうちに疲れはたまっていくものです。
で、今回は「疲れがたまって、そろそろやばいぞ」という時に私が食べるようにしている食品の数々を紹介できればと思っています。
胃腸の弱い方には向かない食品もあるのでご注意ください
①豚肉+玉ねぎ
まずは、豚肉と玉ねぎです。
これこだわりがあります。
豚肉と玉ねぎがセットではないとダメなんです。
この子達は、疲労回復の黄金コンビなので、ぜひ一緒に食べてください。
なお、私の場合はこれらを使い、疲労回復スーパー豚生姜焼きというものを作って食べています。(今後動画やブログで紹介しようかな)
豚肉には、カラダの回復のメイン材料となるタンパク質や、回復を促進するためのビタミンB群が豊富に含まれています。
豚肉=疲労回復というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、豚肉は疲労回復に非常に優秀な食品と言えるでしょう。
あと、なぜ玉ねぎを合わせて食べてほしいかなんですが、玉ねぎは豚肉の疲労回復パワーをさらに高めてくれるからです。
具体的にいうと、玉ねぎの『アリシン』という成分が豚肉のビタミンB群の疲労回復パワーを高めてくれます。
※ちょっとくわしくなるけど・・・ビタミンBは水溶性のため、カラダに長く貯めおきにくいし、必要以上の分は排泄されちゃう。だけどアリシンはこのビタミンBとくっついて、『アリチアミン』てのにあり、カラダに長時間とどまってくれる。つまり、長くビタミンBのパワーを持続できるというわけ。ちなみにアリシンは硫化アリルというカテゴリーのひとつ、ビタミンBの吸収も良くしてくれる良い子。ただ、胃腸が弱い人には向かない
ということで、私は豚肉+玉ねぎという組み合わせで食べてます。
また、アリシンは熱に弱く加熱で失活するとも言われているので、生姜焼きを作る過程で加熱する場合失活する可能性がありますが、自分はあんまり気にしてません。なぜならこの組み合わせで食べると自分は元気が出てるので。(エビデンスよりも体感派)
※アリシンの失活が気になるひとは、玉ねぎをざく切りにし、1時間くらい放置してから調理してください。この放置時間によって薬効成分が増え熱に強くなると言われています。
②薬味いっぱいカツオのたたき
次に紹介するのは、薬味いっぱいのカツオのたたきです。
まず、カツオを食べるようにしている理由には以下のことがあります。
・リカバリーのメイン材料になるタンパク質が豊富であること
・そのタンパク質の働きをサポートしてくれるビタミンB6も摂れること
・パフォーマンスに影響する鉄分が摂れること
・脳のパフォーマンスをサポートするめっっっちゃ素敵なオイル成分が摂れること
上から3つは豚肉にも言えることですが、最後の『素敵なオイル成分が摂れる』というのがカツオを採用した最大の理由です。
カツオには、オメガ脂肪酸(別名:不飽和脂肪酸)と呼ばれる良質な脂質が含まれます。
この脂質は、脳のパフォーマンスをサポートしてくれる素晴らしい栄養素なのです。
仕事中は脳がフル回転していると思いますから、脳のリカバリーのためにも良質な脂質は欠かせません。もちろん、カツオ以外にもサバやイワシでもこれらの栄養素は摂れますが、個人的な好みでカツオを選んでます。
次に、薬味ですが、画像を見ていただければわかるように、玉ねぎスライスとネギをのせています。さらに使う醤油やポン酢に生のおろしにんにくを混ぜていただきます。
これらの薬味は先に紹介している玉ねぎとおなじで硫化アリルが含まれています。
生姜焼きと違い、たたきの場合は生で薬味を食べれるので加熱による硫化アリルの失活は心配ありません。(まあ個人的には加熱による栄養素の失活はあんまり気にしてませんが)
③好きな野菜と果物を食べる
ありきたりかもしれませんが、疲れを感じた時は野菜と果物も意識して摂ります。
(一応、普段から食べているけれども)
野菜と果物はビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールといったカラダの回復や、疲れのダメージを軽減してくれる栄養素がいっぱい。
食べて損はありません。
ただ、こういうと『何の野菜が良いのか?』『どんな果物が疲れに良いのか?』という疑問がうかぶ方が浮かびます。
しかし私の場合は、その時の気分や体調で適当に選んで食べてます。
あえていうなら、バナナ、パプリカ、ブロッコリー、小松菜。このあたりです。
バナナは程よく糖質が含まれ、ビタミンやミネラルが摂れ、消化も悪くありません。胃の調子が悪い時はバナナって感じです。
あとの野菜類は、『自分が好きだから』という部分が強いのですが、栄養素も結構優秀です。
食欲の無い人や胃腸が弱い人は、野菜の食物繊維が負担になる場合があります。長めに茹でたり、鍋にしたり、工夫して食べてくださいね
④玄米、全粒粉のパン
エネルギーを出すためには、エネルギー源が必要です。
で、エネルギー源になるのが炭水化物。
炭水化物が多い食品の中からは、玄米、全粒粉のパンを選びます。
(麺ならソバ)
これらを選ぶ理由は、血糖値が急上昇しにくいからです。
白米や普通のパンなどは、精製された米、麦を使っており血糖値が上がりやすいのが特徴です。
これらと比べ玄米などの、あまり精製されていない穀物は、血糖値が急上昇しにくいのです。
血糖値が急激に乱高下すると、空腹でも無いのに、空腹を感じてしまったり、眠くなったりします。
これは仕事のパフォーマンス上、避けたいので、未精製食品である玄米や全粒粉のパンなどを選んでいるという感じです。
あと、ビタミンとかミネラルも摂れるし。
⑤ソイプロテイン
最後は、ソイプロテインです。
いきなり加工食品が出てきました。
ちなみにソイプロテインというのは、大豆から作られたプロテインのことです。
栄養素的なことでいうと、疲労回復の材料であるタンパク質が摂れるということですが・・・・
私が摂っている最大の理由は、『個人的に体感が良い』からです。
なぜかわからないんですが、ホエイプロテインよりもソイプロテインのがカラダの調子が良いです。
自然の食材とは異なりますが、一応最後に紹介しておきました。
ちなみに、味はマズいです。
以上です。
今回紹介した食品は、あくまで自分にあっている物を紹介しました。読者の皆様が摂って体感できるかは保障できませんが、食品選びの参考になればうれしいです!