食品や光熱費など、あらゆるものが値上がりする昨今、節約を考える方も多くなっているのではないでしょうか。
特に収入を年金に頼っている方にとっては、色んなものが値上がりするのは厳しいですよね。
そこで今回は、高齢者の方々におすすめの節約術をご紹介します♪
ぜひ参考にしてください。
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高齢者世帯は毎月2万円の赤字
総務省が2021年に発表している「家計調査」によると、65歳以上の夫婦2人暮らし世帯の一ヵ月あたりの支出は、22万4436円になっています。
これに対して、1ヵ月あたりの収入の平均は20万5911円になっています。
つまり、毎月2万円程度の赤字になっている世帯が多いということです。
もちろん、これは平均額になるため、全ての世帯に当てはまるわけではありませんが、多くの世帯が毎月赤字になっていることが予想されます。
しかもこのデータは2021年に発表されたデータであり、続々と値上げが実施された昨今は、さらに支出が多くなっていることが想像つくでしょう。
この毎月2万円の赤字を補てんするためには、まずは生活の無駄をけずり、「どうやったら支出を減らせるか」という節約術を知っておくことが大切です。
次に具体的な今すぐできる節約術をご紹介します。
エアコンは、こまめに切らない方が良い
「もったいなから、エアコンはこまめに切るようにしよう」
実は、これ効果のある節約とはいえません。
なぜなら、エアコンは動きはじめてから、設定した温度に達するまでがもっとも電力を使うからです。
つまり、節約しようとこまめにエアコンのオンオフをしていると逆に電気代がアップしてしまう可能性があるのです。
したがって、1時間以上外出する場合はエアコンを切るようにし、部屋にいるときはつけっぱなしの方が良いでしょう。
携帯電話(スマートフォン)の料金を見直す
毎月の支出で大きいのが携帯電話(スマートフォン)の料金です。
多くの高齢者が、携帯電話のショップにいき、店員の言われるがまま契約しています。
もちろん、これが悪いわけではないのですが、携帯電話ショップで契約すると毎月の携帯電話にかかるお金が高くなるパターンが多いです。
そこで、利用してほしいのが格安SIMの携帯電話(スマートフォン)です。
現在は、ahamo(アハモ)、Povo(ポボ)、など安く携帯電話(スマートフォン)を利用できるサービスがあります。
実際、私の父と母のスマートフォンをahamoに切り替えたところ、
毎月の料金が12,000円→4,000円程度まで下がりました。
毎月8,000円の節約。1年にすれば96,000円も節約できました!
ただ、申し込みはインターネットからのみとなっているため、高齢者の方にとっては「どうやったら良いかわからない…」と思う方も多いでしょうが、思うほど難しくはありません。
また、ご家族がいる方は、ご家族に手続きをお願いしてみましょう。
保険料を見直す
何かの時の備えに保険は大切ですが、2018年の保険料計算の基となる標準生命表というものが改定されました。
カンタンにいうと、掛け捨ての死亡保険や収入保障保険などの保険料が下がっているのです。
保険会社の担当者などに相談してみても良いでしょう。
保険料も毎月の固定費ですから、無駄な保険料が下がれば十分な節約になります。
水道のムダ使いを防ぐ
お皿を洗う時やお風呂など、無駄に水を出しっぱなしにしていませんか?
水の使い過ぎは、毎日積み重ねると無駄な出費になります。
水道費を節約するのにおススメなのは、「節水シャワーヘッド」です。
うちの家庭にもとりいれているのですが、シャワーヘッドを交換するだけで勝手に水道費が下がり、節約になります。
私が使用している、おすすめのシャワーヘッドを下記に紹介しておくので、ぜひ交換してみてください。
カンタンな節約になります。
食材のまとめ買いはやめた方が良い
もし、通いやすいスーパーが近くにあるなら、まとめ買いをせず、こまめに買い物に出かけた方が節約になります。
セールなどのチラシをみると、ついつい安い食材を大量買いしてしまいがちですが、大量にまとめ買いしても、腐らせて捨ててしまう方も多いです。
よって、まとめ買いがせず、その日作る料理を決めてから買い物に行くと節約につながりますよ。
家計簿をつけて支出を見直してみよう
最後におすすめしたい節約術が、家計簿をつけることです。
多くの人が面倒で、やりたがらないのですが、毎月の出費を知ることはとても大切です。
家計簿をつけてみることで、「あ!こんないらない契約してる!」など気づけることはたくさんあります。
家計簿をつけ、無駄なものをやめ、ストレスのない節約をしましょう♪
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