秋バテ

猛暑が終わり、虫の音が聞こえ、朝晩に秋を感じるこの季節ですが、みなさんの体調はいかがでしょうか?
秋風も感じて、過ごしやすくなっているにも関わらず、「なんかだるい…スッキリしない…疲労感が抜けない…」なんて感じているあなた、それはまさに『秋バテ』です。
実は私自身、最近『秋バテ』を感じています。ずっと疲れがあるように感じ、何より脚のむくみが一番気になります。このカラダの不調、早くスッキリしたいです…

今回はそんな『秋バテ』についての症状や予防法について詳しくお話していきます。

■秋バテとは?

夏の生活習慣により、自立神経などが乱れ、倦怠感や食欲不振、頭痛などの不調が秋まで続いていることをいいます。

〈主な症状〉

カラダがだるい(倦怠感)、疲労感、頭痛、食欲不振、胃もたれ、下痢、めまい、耳鳴り、不眠、やる気がでない、などです。

〈原因〉

一番の原因は、夏の疲れをカラダに残したまま秋を迎えるということです。それとともに、秋バテが起こる原因として大きく考えられることは、秋の気候です。
ことわざで「女心と秋の空」とあるように、秋の空(気候)は変わりやすいです。
夏は猛暑続き、湿気も多く本当に過ごしにくい季節ですよね。それに変わり、秋は朝晩が涼しくなって、空気も乾燥しています。しかし、昼間はまだ暑い日があったりと、一日の中でも気温の変化が大きいのも秋の特徴です。
その変化になかなかカラダが付いていかないことで、自律神経が乱れたままになり、『秋バテ』が起こっているように感じます。

■秋バテを予防法4選

①睡眠を整えましょう

早寝早起きを心がけ、質の良い睡眠をとりましょう。
質の良い睡眠をとるには、毎日同じ時間に寝て体内時計を整えましょう。
6時間から7時間半くらいは睡眠時間を確保し、寝る前1時間程前までにスマホやPCは終わらせましょう。快適な室温にすることも良質な睡眠をとるコツです。
起床後は日光をしっかり浴びることも自律神経を整えるポイントです。

②入浴でカラダを温めましょう

入浴には血行促進が期待できます。38度から40度の温度で10分から30分かけて、ゆっくり入ることで、カラダの芯から温まります。
副交感神経が優位に働くことで、リラックス効果も得られ、良質な睡眠にもつながります。

③適度な運動をしましょう

家の周りを散歩したり、ラジオ体操をするなど、簡単な運動から始めましょう。カラダを動かすことで、筋肉がほぐれて血行が良くなります。
ハードな運動ではなく、心地よいと感じる運動をすることで、副交感神経が働き、疲れが取れたり、老廃物も排出されやすくなるそうです。

④カラダを温める食材を食べよう

冷たい食べ物、飲み物を摂り続けると胃腸が冷えてしまい、血液循環が悪くなります。疲れているときは、特にカラダを温める食材を意識して食べましょう。
生姜やにら、ネギ、にんにくなど、薬味としても食事の中に取り入れやすいので、ちょい足ししてみるのも良いですね。
また、その時期の旬な食材には栄養価がたっぷり含まれています。一番おいしい旬の食材を食べて心もカラダも元気にしていきましょう。

〇おすすめ食材〇

疲労回復食材として、豚肉、うなぎ、豆腐などがあります。
ビタミンB1やタンパク質をしっかり意識して食べることで、疲れが取れて自律神経を整える作用が期待できます。
秋の代表的な食材としてキノコがあります。キノコには食物繊維が豊富に含まれている上に、β-グルカンという免疫機能を高めてくれる成分も入っています。
このような食材を積極的に取り入れ、疲労回復に努めましょう。

■まとめ

今回の『秋バテ』ですが、私も含め、結構悩んでいる人が多いように感じています。
疲れているときは色んなことにやる気も起きないです。運動を取り入れることや、食べ物に気をつけることなど、正直面倒ですよね。しかし、少しずつでも意識したら、必ず結果は出ると思います。
まずは栄養バランスを心がけた食事、睡眠時間をしっかり確保するなど、毎日できる範囲で生活習慣を見直していけると良いですね。