食べてないのに太る原因

「あんまり食べてないのに太っちゃう・・・」

このページはそんな悩みを持つ人に向けて管理栄養士が作成しています。

よく「食べないのに太る」というご相談を頂きます。

たしかに体質は人それぞれなので、食べる量が同じでも太りやすい人とそうでない人がいます。

ただ基本的に、食べる量が代謝量を下回っていれば太ることはそんなにありません。

そこでこのページでは、食べてないけど太ってしまうと言う人が見落としがちな3つのポイントをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。


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食べないのに太るの原因は?

先に紹介したように、食べる量が一日に消費するカロリーを下回っていれば、基本的には太りにくい環境にあります。

「食べてないけど太る」という人は、実は気づかないところで肥満につながる行動をとっていることが多いのです。

それが以下の3点です。

  • 飲み物をカウントしていない
  • ちょこちょこ食いをしている
  • 活動量が少ない(代謝が低い)
  • 飲み物をカウントしていない

    私が「食べてないけど太る」という相談をしてきた方にまず聞く質問があります。

    「飲み物は何を飲んでる?」

    実は、食べないのに太ると言っている人の中には飲み物に気を配っていない人がいます。

    食事ではカロリーや糖質量に気を配っているにも関わらず、飲み物に含まれている糖質量やカロリーはカウントしていないのです。

    お茶や水といった飲み物であれば糖質もカロリーも低いので全く問題はありませんが、それ以外の飲み物には注意が必要。

    「水分だから大丈夫だよねー」

    なんて油断していると知らないうちにカロリーや糖質を過剰に摂取している場合も。

    たとえば炭酸ジュースやコーヒー(加糖)には大量の砂糖が使われており、飲みすぎれば肥満の原因となります。ちなみに野菜ジュースも糖質が多いのでご注意を。

    また、製品にカロリーや糖質量の表記があるものの、多くの製品が100gあたりの表示になっているため消費者の中には「ペットボトル1本あたりのカロリー」と勘違いしてしまう人も少なくありません。

    したがって、食べないのに太るという人はまず飲み物の見直しを行うようにしましょう。

    太りやすい食品の「ちょこちょこ食い」をしている

    私は、ダイエット中の間食を推奨しています。

    これは間食をすることで、ダイエット中の空腹感を抑え、血糖値の急上昇・急下降を抑えるのにおススメだからです。

    しかし、間食に太りやすい食品を食べていれば話は別です。

    たとえば間食にチョコレート、スナック菓子などの『脂質と糖質が一緒に多く含まれているもの』をちょこちょこ食べていれば、せっかく食事に気を付けていても全く意味がなくなってしまいます。

    特に脂肪に蓄積しやすい糖質と、ハイカロリーな脂質が一緒に含まれるような食品はダイエットに向いていません。

    では間食に向いているものは何かというと、あたりめ、ナッツ類、チーズといった食品です。

    ナッツやチーズは脂質が高くハイカロリーと言えますが、糖質が少ないため実は太りにくい食品なのです。(脂質制限をしている人はNG)

    活動量が少ない

    食べ物に注意していても、カラダを動かしていなければ太りやすくなります。

    これは、ダイエットを成功させるのに、摂取カロリー<消費カロリーの大原則があるからです。

    食べた分は消費されなければ自然と自分のカラダに蓄積していくことになります。したがって、食べた量が少なくても消費カロリーが少なければ太ってしまうということです。

    つまり代謝を高め消費カロリーを上げていくことは非常に重要なのです。

    食事を制限している場合、脂肪も減りますが筋力も減りやすくなります。筋力が減ってしまうと代謝量が減ってしまいます。

    したがって代謝量を落とさないためにも運動は必要になってくるのです。

    特に食べてないのに太るという人は、デスクワークなどカラダを動かさないライフスタイルを送っているケースがあります。

    したがって自分の活動量を見直し、あまりカラダを動かしてないようであればウォーキングやウエイトトレーニングを取り入れるのも手です。


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