今回は高齢者におススメするスペイン旅行第2弾として、私が住んでいました「サラマンカ」という街について紹介させていただきます。
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サラマンカ
サラマンカはスペインの西部にある都市です。
行き方はバスがおススメです。
スペインの首都マドリードからバスで2時間50分ほどかかります。
少し時間はかかりますが、バスは全席指定席で座席はかなりゆったりしています。
マドリードの南バスターミナルから終点がサラマンカの直通バスがほぼ1時間に1本出ています。
サラマンカには、ヨーロッパで3番目に古いサラマンカ大学という大学があります。
その影響でサラマンカにはたくさんの語学学校があり、世界各国の人達がスペイン語を学びにきています。
サラマンカは有名な街ではないので、旅行会社のツアーに組み込まれることはまずありません。
しかしあまり知られていませんが、サラマンカは街全体が世界遺産に登録されていて、とても景観の美しい街なのです。
大きな街ではなく、見どころが集約された街なので、もし時間に余裕があれば是非訪れてもらいたい場所です。
そんなサラマンカのおススメポイントを4つ紹介させていただきます。
わたしのおススメ4選
①マヨール広場
スペインの多くの街の特徴として、街の中心に「マヨール広場」と呼ばれる広場があります。
サラマンカのマヨール広場はヨーロッパ随一の広場と呼び声が高い広場です。
この広場は本当にすばらしくて美しいです。
「ファザード」と呼ばれる外観を飾る建物で囲まれていて中央にほぼ正方形の広場があります。
ハザードにはバルやカフェテリア、アイスクリーム屋などいろいろなお店があります。
夏の時期には、広場に各店のパラソルとテーブルが並び、人々であふれかえっています。
②カテドラル(大聖堂)
スペインの多くの街には、マヨール広場の近くにカテドラルと呼ばれる大聖堂があります。
スペインには立派な大聖堂がいっぱいありますが、サラマンカの大聖堂もまあまあ立派です(笑)。
サラマンカの大聖堂に行ったらファザードに装飾された彫刻に注目してください。
1733年に完成した大聖堂に、なんと「宇宙飛行士」の彫刻があるのです!
これには理由がありまして、1992年に行われた修復作業に加わった職人の一人が、その修復時期を象徴する彫刻を追加したからだそうです。
大聖堂は、マヨール広場南出口から歩いて5分ほどの所にあります。
③サラマンカ大学
サラマンカと言えば、マヨール広場とサラマンカ大学です。
前述しましたが、サラマンカ大学はヨーロッパを代表する大学の一つです。
主な校舎は、マヨール広場から少し離れたところにありますが、昔からの校舎がマヨール広場の南西方向すぐ近くに建っています。
前述のカテドラルのすぐ近くです。
その校舎の正門のファザードには、骸骨の頭にのったカエルの彫刻があります。
なかなか発見できないですが、そのカエルの彫刻を見つけた受験生は、サラマンカ大学に入学できるという言い伝えがあるそうです。
また、旅行者がそのカエルを見つけることができると、もう一度サラマンカへ旅行に来ることができるという言い伝えもあるそうです。
ちなみに私はカエルの彫刻を見つけることができました。
④バンディック通り
スペインには、「タパス」や「ピンチョス」と呼ばれる名物料理があります。
タパスとは小皿にのった料理で、ピンチョスは串に刺さった一口料理のことです。
スペインのバルやカフェテリアに行くとカウンターにいろいろなタパスやピンチョスが並んでいます。
サラマンカにはおいしいタパス料理を食べることができるお店がたくさん並んだ通りがあります。
マヨール広場から少し離れているのですが、北に15分ほど歩くと「バンディック通り」という通りがあります。
この通り沿いにあるバルはどこに行っても食べ物がおいしいです。
わたしも何度となく通っていろいろなバルにいきましたが、ハズレが無かったです。
歩くのが少し苦手な方は、マヨール広場の周りにもたくさんのバルがあります。
まとめ
サラマンカへの移動手段は少し大変ですが、見どころが集約されている街なので、街に着いてしまえば移動はすごく楽だと思います。
サラマンカは世界遺産の街ですので、そこに住む人たちは景観に注意しなければいけません。
例えば洗濯物は、通りから見えない中庭に干します。
もし、通りから見えるベランダなどに洗濯物を干すと、監視する人たちがいて、ポストに警告文を投函します。
お店も景観を損なわないように建てられています。
そのおかげで、サラマンカはとても景観の美しい街です。
是非、機会があったら訪れてみてください。
住んでいる人たちもみんな温かい人ばかりです。