サンドイッチの添加物
管理栄養士のタイゾーです。

「コンビニのサンドイッチって食べない方がいいの?」

「コンビニのサンドイッチは安全?」

このページはそんな疑問を持つひとへ向けて作成しています。

気軽にお腹を満たせるコンビニの商品は、大人だけではなく子供にも人気があります。

「食事をコンビニで済ませている」なんて人もいるのではないでしょうか。

しかし、一方で「コンビニの弁当やサンドイッチって健康にとってどうなの?」と思っているひともいることでしょう。

私は栄養士として、食事をコンビニで済ませることはやめて欲しいと思っています。

もちろん、コンビニで売られている全ての商品が悪いというわけではありません。

しかし弁当やサンドイッチ、パンといった食事の対象になる商品には「添加物」が多く使われているのです。

使用されている添加物は全て認可されているものですが、中には「危険性が高い」と危惧されている添加物も使われています。

そこで、このページではコンビニ食の中でも、人気のある「コンビニのサンドイッチ」に焦点をあて、危険性を栄養士視点で解説していきたいと思います。


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添加物って何なのか

コンビニサンドイッチの添加物
そもそも添加物とは、どのようなものか知っていますか?

食品衛生法第4条第2項では、「添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」と定められています。

よくわからないですよね。

もう少しわかりやすく言うなら、商品を作る課程で「見栄えを良くしたり」「腐りにくくさせたり」「食感を良くしたり」「素材が混ざりやすくする」といった目的で使われるのが「添加物」です。

よく見かける「着色料」「防腐剤」などは、まさに見栄えを良くしたり、腐りにくくさせるために使われている添加物です。
添加物は800以上もの品種があり、天然のものから、化学的に合成されたものまで非常にたくさんの種類が存在しています。

添加物が危険な2つの理由

添加物は、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、厚生労働が使用を認めています。

よって「国が認めているから安全だ」と安易に考える人もいます。

しかし、当たり前のように添加物が多く使われた食品を食べるべきではありません。

私が添加物が危険とするには2つの理由があります。

まず添加物の安全確認が動物実験によるものであることです。

そもそも食品添加物の安全性は動物実験によるものであって、人間に対して実験が行われているわけではありません。

動物実験では添加物の与える微妙な影響がわからないのです。

微妙な影響というのは、「胃が重苦しい」とか「気持ち悪い」などの症状です。動物は言葉が話せませんから、このような微妙な影響があるかはわかりません。

もうひとつは厚生労働省が成分規格や使用基準を定めていることです。

厚生労働省が成分規格や使用基準を定めているということは「摂りすぎは良くない」という事がわかります。

この他にも添加物については、各国で研究が行われており、さまざまな危険性が報告されています。

ただ、添加物は色んな食品に使われているので、添加物をゼロにするのはほぼ不可能でしょう。

コンビニやスーパーなどで売られている食品には添加物を使っているものばかりです。
全ての添加物が危険というわけではありませんが、中には注意してほしいものもあるので注意が必要です。

栄養士がコンビニのサンドイッチをオススメしない理由

コンビのサンドイッチは低価格で美味しいので、消費者にとっては魅力的ですよね。

しかし、「栄養士がコンビニで買わない食品6選」というページでも紹介していますが、「健康面」「安全面」を考えると日常的に食べるのはオススメできません。

なぜかというと、サンドイッチに使われている材料に危険性の高い添加物が使われているからです。

ここからコンビニサンドイッチの危険性をご紹介していきます。

ハムサンドには発がんリスクのある亜硝酸ナトリウムが使われている

サンドイッチには色々な種類がありますが、注意して欲しいのがハムサンドです。

ハムサンドに使われているハムには「亜硝酸ナトリウム」という毒性が強いとされる添加物が使用されています。

亜硝酸ナトリウムとは、ハムの見栄えを良くするために使われる「発色剤」という添加物です。

サンドイッチのハムだけでなく、スーパーなどで見かけるハムやベーコンは美味しそうな「ピンク色」をしてますよね。

このピンク色を出しているのが亜硝酸ナトリウムです。

自宅でハムやベーコンを作ろうとすると、キレイなピンクにはなりません。それどころか時間の経過と共に黒く酸化していきます。

ところが亜硝酸ナトリウムを使うと、肉の褐色を防ぐ事ができるのです。
これは、亜硝酸ナトリウムが原料の肉に含まれているヘモグロビンやミオグロビンといった、肉の「赤色」を出す色素を固定する作用を持つからです。

また亜硝酸ナトリウムを使う目的は発色だけではありません。

ボツリヌス菌などの細菌の増殖を抑える効果もあるため、品質低下防止のためにも使われます。

発がん物質「ニトロソアミン」を作り出す

コンビニサンドイッチに亜硝酸ナトリウム
私が亜硝酸ナトリウムが危険視する理由は、「ニトロソアミン」という発がん物質にあります。

ニトロソアミンとは、原料の肉に含まれる「アミン」という物質と亜硝酸ナトリウムが反応してできます。

ニトロソアミンの発がんリスクは世界中で研究されており、2007年に世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による評価報告書では、ベーコンやハムなどの加工肉の摂取が、大腸がんのリスクを上げることが「確実である」と発表されています。さらに2015年10月にはWHO(世界保健機関)のIARC(国際がん研究機関)でも「加工肉」の摂取が大腸がんのリスクを上げるという発表をしています。

そんなものがハムに入ってるなら危険!」と心配になるひともいるでしょう。

もちろん、日本国内で使われている亜硝酸ナトリウムの使用量は微量です。厚生労働省が安全と認めている基準値が設定されており、国立がん研究センターでも「大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さいと言えます。」としています。

しかし、亜硝酸ナトリウムがもたらすニトロソアミンに危険性があることはあきらかですから、たとえ使われている量は微量だとしても日常的に食べるのはやめた方が良いでしょう。

参考ソース:国立研究開発法人 国立がん研究センター 赤肉・加工肉のがんリスクについて
コンビニのサンドイッチによく使われているその他の添加物

まとめ

コンビニのサンドイッチを食べるか食べないかはアナタの判断ですが、私は日常的に食べるのはやめた方が良いと思います。

現在使われている添加物は厚生労働省が認可しており、使用基準の範囲内で安全性が認められていいます。
したがって少し食べたくらいで、すぐにカラダに悪影響が出るということはないでしょう。
また、添加物のおかげで食料が長期保存できるようになり、災害時に役立ったり、遠くの地域に食料が運べるようになったりとメリットも存在しています。

ただ、食事は毎日の積み重ねですから、添加物を多く含む食品を日常的に食べ続けた場合、カラダに良いとは言えません。

最後になりますが、添加物の少ない食事摂りたいならポイントは「自炊」です。

もちろん自炊で使う材料や調味料などにも添加物は使われているでしょう。
しかし加工食品を買って食べるより、自分で料理を作った方が添加物の量は圧倒的に少なく済みます。

また自分で料理を作ることで

「これってどんなものが使われてるのかな?」

と注意するようになる人も多いです。

ぜひ自分のためにも、家族のためにも手料理を作るように心掛けてください。

オススメ関連ページ:栄養士がコンビニで買わない食品6選


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