アスタキサンチンの多い食べ物

「L-カルニチンを飲んでいるけど効果がない。。。」

「L-カルニチンを飲もうと思ってるけど、効果はあるの?」

このページでは、そんな人達を対象に管理栄養士が作成しています。

近年、ダイエットサプリとして多々見かける『L-カルニチン』

ダイエットを実際にしている方の中には取り入れてる方もいるのでは?

ただ中には「L-カルニチンを飲んでるのに効果が出ない」という方がいます。

そんな方のために、このページでは摂取する上で気を付けたい3つのポイントをご紹介していきます。

すでにL-カルニチンを摂取している人で効果を実感できないでいる人や、これから摂取しようと思っているひとの参考になれば幸いです。


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L-カルニチンとは

摂取する上でのポイントをご紹介する前にL-カルニチンについて簡単に説明しておきます。

L-カルニチンを薬と勘違いしている人も中にはいるが、れっきとした栄養素。

具体的にはアミノ酸という栄養素の一種です。

脂肪酸の代謝に関わっており、中でも肉などに含まれ蓄積しやすい『長鎖脂肪酸』の代謝をサポートしてくれる役割があります。

以前は心臓病の薬として利用されてきた歴史を持ちますが、近年では食品として認可され脂肪燃焼や脳機能のサポートといった様々な効果が期待されています。

通常の食品では羊や牛といった動物性の肉に含まれているが有効量を摂取するためには、多くの肉を食べねばならないためサプリメントの利用が効率が良いとされます。

L-カルニチンを含むサプリメントは多々ありますが、多くがダイエットを目的としたものです。(景品表示法や薬機法の問題があるので周りくどい言い回をしているが、結局はダイエット目的)

L-カルニチンを摂取するなら知っておきたい2ポイント

次にL-カルニチンを飲む上でのポイントをご紹介していきます。

もしこのページを読んでいるアナタがL-カルニチンを飲んで効果が無いと感じているなら、以下のポイントを抑えておくことをおススメします。

  • 運動と併用して摂取!
  • 食事コントロールも必要

運動しなければ飲んでも効果は期待できない

まず、「L-カルニチンだけ飲んでれば痩せられる」と思っているなら大きな間違い。

実はL-カルニチンだけ摂取しても脂肪燃焼効果は期待できません。有酸素などの運動も一緒に行うことで脂肪燃焼のサポートに役立ってくれます。

そもそもL-カルニチンは脂肪酸をエネルギーとして燃焼するためのシステムまで『運ぶ役目』をしています。

したがって『エネルギーを発生させるための行動』つまりは運動をしなくは十分に機能しないのです。

もしL-カルニチンを飲んでいる人で全く運動をしていない場合は大損です。定期的な運動を取り入れたり、エレベーターを使わずに利用するなど日頃の身体活動量を増やすようにしましょう。

早くダイエットを成功させたいなら食事コントロールも必須

先に紹介したように運動とL-カルニチンは相性が良いです。消費カロリーが増えればため込んだ脂肪燃焼に役立つためダイエット成功に一歩近づくことになります。

しかし、より早くダイエットを成功させたい場合、食事のコントロールは必要になってきます。

L-カルニチンを摂取して十分な運動をしていても必要以上に食べていれば、当然ながら痩せにくいですし、逆に太ることも考えられます。

したがってダイエットを成功させる基本的な考え方である、『1日の摂取カロリー<消費カロリー』の法則を守って食事をコントロールすることが大切になってきます。

以下に年齢や活動レベル別の摂取カロリーの表をご紹介しておきます。表を参考にしてどの程度のカロリーに抑えるべきか把握しておくようにしましょう。

性別男性 女性 
身体活動レベル
0-5(月)550500
6-8(月)650600
9-11(月)700650
1-2歳950900
3-5歳1,3001,250
6-7歳1,3501,5501,7501,2501,4501,650
8-9歳1,6001,8502,1001,5001,7001,900
10-11歳1,9502,2502,5001,8502,1002,350
12-14歳2,3002,6002,9002,1502,4002,700
15-17歳2,5002,8503,1502,0502,3002,550
18-29歳2,3002,6503,0501,6501,9502,200
30-49歳2,3002,6503,0501,7502,0002,300
50-69歳2,1002,4502,8001,6501,9002,200
70歳以上1,8502,2002,5001,5001,7502,000

※身体活動レベルⅠ:デスクワーク中心。静的活動が中心の場合 Ⅱ:デスクワークが中心となるが、職場内での移動や作業・接客・通勤・買い物・家事・軽い運動等のいずれかを含む場合 Ⅲ:カラダを動かすことが多い仕事や立ち仕事、活発な運動習慣がある場合

L-カルニチンの摂取量について

L-カルニチンを摂取する場合、200~1,000mgの間で摂取すると良いでしょう。

国立栄養研究所のデータでは、日本人のL-カルニチンの必要量は200mgと考えられており、体内で合成されるLカルニチンの量は約20mg程度と少ない数値。食事からも摂取できますが年齢や食事環境で摂取量は変わってくるため、年齢などに応じて摂取量を増やすことが望ましいとされています。

副作用の危険性は少ないが摂りすぎには注意を

L-カルニチンをサプリメントで摂取する場合、多くの人が気になるのが過剰症や副作用。

「栄養だからたくさん摂っていい」と思っている人が多いですが、特定の栄養素が強化されているサプリメントは栄養素といえども過剰症のリスクが存在します。

ただ、L-カルニチンに関しては過剰症や副作用が起きる可能性は低いでしょう。

冒頭にも紹介しているようにL-カルニチンはアミノ酸であり、利用されなかった分は排泄されると考えられているからです。

過剰症や副作用の心配はそこまで要りませんが、摂りすぎには注意せねばなりません。

カラダに特定の栄養素だけ増えた場合、代謝をするために他の栄養素も消費するためバランスが崩れる可能性もあります。

厚生労働省では、1日あたりの摂取目安量を約1000mgとし、供給者は過剰摂取の防止に対する配慮や消費者への情報提供を行うことが勧告されています。

したがってサプリメント利用の際は、含有量を確認し上記の1日1000mgは超えないようにしましょう。

また体調に違和感を感じた場合はすぐに摂取をやめることも重要です。※持病がある人は医師に確認を


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