管理栄養士のタイゾーです。

このページでは、『MEC食ダイエット』のやり方や効果について詳しく解説しています。

「MEC食って何?」

「MEC食ダイエットのやり方は?」

と疑問も持つ人に向けて作成していますのでぜひ参考にしてください。

また、「MEC食で痩せないんだけど・・・」という人も注意点も紹介しているので合わせて参考にして頂けると幸いです。

MEC食ダイエットって何?

まず、MEC食ダイエットがどのようなものかを紹介していきます。

この『MEC食』は渡辺信幸医師が考案したものです。

MECとは、ダイエット中に食べるべき食材の頭文字をまとめたものになります。

具体的にはM(meet)、E(egg)、C(cheese)の頭文字を合わせて『MEC(メック)』といいます。

名前のとおり、肉、卵、チーズを食べることでダイエットを成功に導くという方法になります。

渡辺信幸医師の説明によれば、上記食品を食べることで1日に必要な栄養のほとんどを摂取可能としています。(このあたりは疑問もありますが)

MEC食ダイエットの効果はあるの?

次にMEC食がどのようにダイエット効果をもたらすのかを2つのポイントに絞ってご紹介していきます。

糖質の摂取量が減ることでやせる

前置きしておきますが、MEC食では糖質を食べてはいけないというわけではありません。

肉・卵・チーズを主体に食べますが、ごはんやパンなど『糖質の多い食品』も食べて良いとされています。

ただ、考案者の渡辺医師によればMEC食を実践することで徐々に糖質を含む食品を摂らなくて済むといいます。

これは、おそらく肉・卵・チーズの摂取量が定められており、これらを食べてから『物足りなければ、ごはんなどを食べていい』としている事と、一口につき30回噛んで食べることで満腹中枢を刺激することが理由と思われます。

糖質はエネルギーに変換されやすい反面、脂肪にもなりやすい栄養素ですから、糖質の摂取量が減れば効率よく減量することはできます。

さらに脂肪に変換されやすい糖質を制限する訳ですから、停滞期がきても脂肪が増える可能性が低くなります。

筋肉アップを狙い、痩せやすいカラダへ

肉・卵・チーズはどれも良質なタンパク質が豊富に含まれています。

ダイエット中はタンパク質の摂取が非常に重要になってきます。なぜなら私たちの『筋肉』の材料となる栄養素だからです。

筋肉量がアップすると、カラダの代謝機能が上がるため、消費エネルギー量が増えて痩せやすいカラダになることができます。

ただ、注意してほしいのは『タンパク質を食べておけば自動的に筋肉ができる』と勘違いされている人がいることです。

確かにタンパク質は筋肉の材料になりますが、運動をして筋肉を使わなければ筋肉量は増えることはありません。

運動をして筋肉の破壊が起こり、それを修復する過程でタンパク質が使わて筋肉が太くなっていくのです。

したがってタンパク質+運動が必要であることは覚えておきましょう。

糖質制限ダイエットと何が違うの?

MEC食に興味がある人の中には

「糖質制限ダイエットと同じじゃないの?」

と思っている人もいるのではないでしょうか。

先にも紹介したとおり、渡辺医師の考案したMEC食では、ごはんなど糖質を含む食品がNGになってはいません。

しかし先に肉・卵・チーズを食べて、足らなければ食べてもOKというスタンスですから、少食な方であれば糖質の摂取量は普段よりも少なくなるでしょう。

MEC食ダイエットのやり方

では、具体的なMEC食ダイエットのやり方を紹介していきます。

MEC食は2つのルールにしたがって行う必要がありますので、順番にポイントをおさえていきましょう。

肉・卵・チーズの摂取量を守り先に食べる

MEC食の基本である肉、卵、チーズを中心に食べていく必要があります。具体的に以下の分量を1日に食べるようにしましょう。

肉・・・200g

卵・・・3個

チーズ・・・120g

以上の分量を1日に分けて食べ、物足りないと感じたら野菜やごはんなども食べてOKとなっています。

1口につき30回噛んで食べる

よく噛んで食べることはダイエットの基本と言えますが、これは噛む回数が多くなることで満腹中枢が刺激され、過食を抑えられるというメリットがあります。

MEC食ダイエットのデメリット

MEC食ダイエットは短期間で結果を出すダイエット法ですが、良いところばかりでなく、デメリットも存在します。

もし貴方がMEC食ダイエットを検討しているなら、下記に紹介するデメリットをしっかりと把握した上で取り入れることをオススメします。

  • イライラする。忍耐力が必要
  • 腸内環境が悪化し、便秘や下痢がおこる可能性
  • 体臭が臭くなる
  • 食材のお金がかかる
  • 尿酸値が上がる可能性

これらのデメリットについては下記ページで詳しく解説しています。MEC食に興味があるのなら一読しておくことをオススメします。

■【栄養士監修】MEC食(メック食)ダイエットの危険性

MEC食で痩せないという方へ

当サイトにも「MEC食をやっても痩せなかった」という意見を頂いております。

これらの方の食事内容や生活習慣をお聞きすると、失敗している人には以下の2つのポイントが共通してありましたのでご紹介しておきます。

糖質の摂りすぎ

先にも紹介した通り、渡辺医師のMEC食では肉・卵・チーズを食べたあとに足らなければ、ご飯なども食べて良いとされています。

だからといって食べ過ぎていいというわけではありません。

過剰に摂取した糖質は、脂肪に変換されやすい性質があるため摂りすぎればダイエット成功への道は遠くなります。

厚生労働省が定めている『食事摂取基準2015』では、推定必要ネルギー量の50~65%を糖質で摂ることが推奨されていますから、それ以上に摂らないようにしましょう。

運動を全くしていない

ダイエットは、消費カロリー>摂取カロリー にならなければ成功しません。

たとえば、普段運動を全く行っていない代謝(消費カロリー)が低い方がMEC食を実践しても、消費カロリー<摂取カロリーになっていれば結果は出ません。

消費カロリーを上げるためにも、最低週2回程度の運動は取り入れるようにしましょう。

また効果が出ないという人に向けて、太りやすい食事のポイントを下記ページで詳しく解説しているのでそちらも一読することをオススメします。

■【管理栄養士監修】太りやすい食事にひそむ3つの原因

持病がある人は医師に相談を

先に紹介した通り、MEC食にはメリットとデメリットが存在しています。

持病をもっていない肥満の人が行うにはリスクが低いでしょうが、糖尿病などの持病を持っている人に関しては注意が必要です。

主治医に相談をしたうえで行うようにしましょう。