「停滞期はなぜ起こるの?」

「停滞期を乗り越えるにはどうしたらいい?」

このページはそんな疑問も持つ人に向けて作成しています。

管理栄養士のタイゾーです。

ダイエットをしていれば誰でもぶつかるのが『停滞期』です。

停滞期とは、それまで順調に減量できていたにも関わらず、突然体重や体脂肪が減らなくなるという期間のことをいいます。

「これ以上、やせれないのかな・・・」

と不安になる方も多いと思いますが、心配はいりません。

停滞期は誰にでもやってくるもの。このページを読んでなぜ停滞期がくるのか、そして乗り越えるためにどんな事が必要なのかを学んでいきましょう。


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停滞期はなぜやってくるのか

停滞期の脱出法

先に解説したように、停滞期はダイエットをしていれば誰にでもやってきます。

では、この停滞期はなぜやってくるのか原因を解説していきます。

停滞期がやってくる原因は私たちのカラダの『ホメオスタシス』という仕組みにあります。

このホメオスタシスが働くことによって、ダイエットをするひとなら誰でも停滞期がやってくるのです。

ホメオスタシスって何?

では、停滞期の原因になるホメオスタシスについて解説していきます。

ホメオスタシスとは、日本語で『恒常性』といって『カラダの状態を一定に保とうとするカラダの仕組み』をいいます。

たとえば、気温が高く暑い時を想像してください。私たちのカラダにはどのような変化が出ますか?

暑さに比例して汗が出てくるはずです。

この反応こそがホメオスタシス。

私たちのカラダは体温が上がり過ぎても生きていく事ができませんから、汗をかくことで熱を外に逃がし体温を一定に保とうとするのです。

このように様々な環境に適応して生きていくために、カラダを一定の状態に保つように働いてくれるのがホメオスタシスなのです。

そしてこのホメオスタシスは気温や湿度、気圧といった気候変化に働くだけでなく、ダイエットをしても働きます。

正しいダイエットを行えば、当然ですが体重や体脂肪が減っていきます。

太っている方にとっては喜ばしいことですが、カラダは『やばい、体重減ってきた。ひょっとしたら命にかかわるかも』と認識して、これ以上変化が起きないようにホメオスタシスが働くのです。

具体的には、食べた栄養素の吸収率を上げたり、運動した時の消費エネルギーを低く抑えたりすることで体重や体脂肪が今以上に落ちないようにします。

これによって同じダイエットを行っていても体重が落ちないという停滞期がやってくるのです。

停滞期は嫌なイメージがありますが、これはあくまでカラダを守るために働いてくれる防衛システムなのです。

停滞期はいつから始まる?

停滞期は順調に体重が減少してからむかえることになります。

基本的には体重の5%が減ってから停滞期に突入する方が多いです。

現在70キロの人であれば、3.5キロほど減ったところで停滞期を迎えやすくなります。

ただ、この5%という数字は個人差があるので一概には言えません。一定の目安としてとらえてください。

停滞期の乗り越え方

ただダイエットを頑張っている人にとっては、停滞期に入ると「頑張ってもやせないのでは・・・」「自分のやってるダイエット法って合ってるのかな?と不安になるものです。

そこで次に停滞期の対策法をご紹介していきます。

実践しているダイエット法を続ける事

停滞期で一番大切なのが、現在行っているダイエット法を続けることです。

ダイエット法については、カロリー制限、糖質制限など様々な種類がありますが、停滞期に入るまで体重減少や体脂肪が減少しているなら、アナタの行っているダイエット法は効果があるものと言えるでしょう。

停滞期に入ると不安を持つ方が多くいますが、ここで止めてしまっては勿体ない。

停滞期は、1カ月以上続く人もいますが、時間の経過と共にホメオスタシスが弱まり、また順調に痩せていくようになります。

更なるカロリー制限や無理な運動は危険

停滞期に入ると、体重が落ちない不安感からさらにカロリーを制限したり、激しい運動をしようとする人がいます。

しかしこれらは行わない方が良いでしょう。

すでに食事制限を行っている人が、さらに食事内容を厳しくすれば、活動するためのエネルギーが過剰に不足して下手をすれば命に関わる可能性だってあります。

また、過剰な運動は逆にカラダを壊す危険性も出てきます。

停滞期は必ず来るもので、結果を出そうと焦る必要はありません。

「停滞期だから仕方ないか」くらいに考えて今までのダイエットを継続するようにしましょう。

あまりにストレスがたまったら1日だけチートデイを

ボディビルダーなどがダイエットの停滞期に取り入れる方法として『チートデイ』というものです。

一般の方にとってのチートデイを簡単にいうと『好きなものをたくさん食べて良い日』と考えればいいでしょう。

しかし「好きなものをたくさん食べたら、今までの苦労が水の泡になるんじゃ・・・」と不安になりますよね。

チートデイとは、停滞期を迎えた時に、一時的に大量に好きな物を食べることで、カラダに「エネルギーが補充されている」という事を認識させ、下がった代謝を再度上げて停滞期の脱出を狙うものです。

正直、停滞期にチートデイを取り入れることには賛否両論ありますが、私は3週間ほど体重に変化が無いようであれば取り入れても良いと考えます。

なぜなら何よりもダイエット中の精神的ストレスの解消になるからです。

停滞期にストレスがたまって諦めてしまうことこそ水の泡ですから、1日だけ好きなもを食べれる日を取り入れて、ストレスを軽減しダイエットを継続する事につながればメリットはあると思います。

ただし、チートデイをやっていいのは『1日だけ』です。その次の日からはもとのダイエット法を継続するようにします。何回もチートデイをしていれば全く意味がありませんから必ず1日だけというルールを守るようにしてください。


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