管理栄養士のタイゾーです。

ステーキやハンバーグ、トンカツといった料理は美味しいですよね。しかし反面、カロリーも多くなっています。

特にこれらの料理には「脂質」が多く含まれており、摂り過ぎてしまうと肥満や脂質異常症などの病気ににもつながりかねません。

そこでこのページではこれらの脂質対策をするために有効とされている「レジスタントプロテイン」について紹介していきます。


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脂質が多い食品はカロリーが高くなる

まず脂質とカロリーの関係について解説します。当サイトで紹介しているカロリーが高い外食メニューランキングを読んで頂ければわかりますが、カロリーランキングの上位に来ている料理は「脂質」を多く含んでいるのが特徴です。

脂質を多く含む食品は比例してカロリーも高くなりますが、これは脂質が他の栄養素に比べてカロリーが高い栄養素だからです。たとえば、三大栄養素には「糖質」「タンパク質」「脂質」がありますが、糖質とタンパク質のカロリーは1gあたり4kcal。一方、脂質のカロリーは1gあたり9kcalになっています。糖質やタンパク質の2倍以上のカロリーというわけです。

したがって脂質が多い食品や料理はカロリーも自然と高くなります。

肥満や病気の原因に

脂質も色々な種類が存在しますが、中でも動物性の肉に多く含まれている「飽和脂肪酸」という脂質は過剰に摂取し続けた場合、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などにつながってしまいます。

また、過剰に摂取された脂質はエネルギーとして消費しきれず「トリグリセリド」という中性脂肪に変換されます。これが蓄積すると肥満につながってしまうだけでなく、血液中に増えすぎると「脂質異常症」になってしまいます。

したがって飽和脂肪酸のような脂質は摂り過ぎないようにしたいですが、脂っこいものが止められないという人もいるでしょう。そんな方は次に紹介する成分を試してみて下さい。

脂質の吸収を抑えるレジスタントプロテイン

肥満防止や血管の健康のために飽和脂肪酸などの脂質の過剰摂取には気をつける必要がありますが、この脂質の吸収を抑制してくれる成分があります。それが「レジスタントプロテイン」。

レジスタントプロテインとは簡単に言うと「消化されにくいタンパク質」です。消化されにくいという事は「そのまま排泄されやすい」ということでもあります。「タンパク質じゃなくて今は脂質が問題なんだけど?」と思うかもしれませんが、この消化されにくいタンパク質こそが脂質対策に有効です。

レジスタントプロテインというタンパク質は「脂質とくっつきやすい」性質を持ちます。摂取されたレジスタントプロテインは脂質と結合して排泄されます。よってレジスタントプロテインには脂質の吸収を抑える作用があるのです。

レジスタントプロテインは脂肪燃焼を促進

レジスタントプロテインの作用は脂質の吸収を抑えてくれるだけではありません。脂肪の燃焼も促進してくれます。

これはレジスタントプロテインを摂取する事で、体内で「胆汁酸」が作られます。この効果で筋肉や脂肪組織に貯蔵されている脂肪の燃焼が促進されるとされています。

つまり、レジスタントプロテインは脂質を過剰に摂取したくない肥満の人や脂質異常症の方には良い成分と言えるでしょう。ステーキやハンバーグなど動物性脂質を多く含む食品と一緒にレジスタントプロテインを摂れば効果が期待できます。

高野豆腐に多くのレジスタントプロテインが

高野豆腐レジスタントプロテイン
レジスタントプロテインを摂取したい人におススメするのが高野豆腐です。

高野豆腐とは、豆腐を凍結させたのち、乾燥させてスポンジ状にしたものです。通常の豆腐に比べて長期保存できるだけでなく栄養価も高い食品と言えますが、今回紹介したレジスタントプロテインも多く含んでいます。ちなみにレジスタントプロテインは豆腐を凍結、熟成させる過程で増加するため通常の豆腐よりも高野豆腐の方がおススメです。


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