管理栄養士のタイゾーです。

肌のシミやシワ、白髪といった美容の悩みや、手先足先の「冷え性」で悩んでいませんか?

ひょっとしたら貴方の体内で「毛細血管のゴースト化」が起こっているかもしれません。

このページでは毛細血管のゴースト化についてと、それを防ぐためにおススメのルイボスティーとの関わりを紹介しています。


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血管のゴースト化とは何か

「毛細血管」という血管をご存じでしょうか?

毛細血管とは名前の通り、毛のように細い血管をいいます。私達人間のカラダの中には多くの血管が存在しますが、実はその中の90%以上の血管が毛細血管という細い血管で構成されています。

しかし、様々な要因から毛細血管がゴースト(お化け)のように消えて無くなってしまう事が分かっています。これが血管のゴースト化、通称「ゴースト血管」と呼ばれています。

血管には血液が流れており、全身の細胞に酸素と栄養を運ぶ事で私たちは生命活動を営んでいます。もちろん毛のように細い毛細血管にも血液が流れており、全身に血液を運んでいます。これがゴースト化して血管が遮断されてしまった場合、その先の細胞に血液が届かず、細胞が栄養不足を起こしてしまいます。

次にゴースト血管によって引き起こされる症状を紹介しておきます。

ゴースト血管からおこる症状

  • 冷え性
  • 顔のシミ・シワ
  • 薄毛・白髪の発生

毛細血管がゴースト化すると血行不良がおこるため、冷え性の原因になります。また、血管が破壊される事で血液が漏れ出して老廃物がたまり、これがシミ・シワの原因になったりします。

毛細血管のゴースト化の原因

なぜ毛細血管のゴースト化なんて事がおこるのでしょう。現在、ゴースト血管ができる原因は次のような事が考えられます。

  • 食事のバランスの乱れ
  • 運動不足
  • 肥満
  • 動物性脂肪の摂り過ぎ
  • チェックリストの項目が入ります。チェックリストの項目が入ります。

食事の乱れや運動不足は血管の老化を招いてしまいます。毛細血管はもともと細く、破壊されやすいため普段の生活習慣の改善が必要です。

また私が栄養士として問題としているのが動物性脂肪の摂り過ぎです。動物性の脂肪には「飽和脂肪酸」という脂質が多く含まれています。飽和脂肪酸は摂取量が少なすぎてもいけませんが、多く摂りすぎてしまうと血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増やして血液の流れを悪くしてしまいます。

毛細血管で血液の流れが悪くなった場合、つまりやすく血管のゴースト化を起こしやすくなります。

関連記事:■「ゴースト血管」を改善する3つの食材とは

毛細血管のゴースト化を防ぐのにルイボスティーがおススメ

ルイボスティーが白髪を防止
ゴースト血管を予防するために「ゴースト血管」を改善する3つの食材とはというページで有効な食品を紹介しました。

さらに今回は常日頃から摂取しやすい飲み物として「ルイボスティー」をおススメさせて頂きます。ルイボスティーにはゴースト血管予防効果が期待できる飲み物です。

ルイボスティーとは

ルイボスティーって何?という方のために、ルイボスティーについてご紹介しておきます。

ルイボスティーとは紅茶の種類のひとつで、南アフリカ共和国を原産とするマメ科の植物です。紅茶の専門店などで購入できますが、実はどこでも育てられるものではありません。南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈という場所でしか栽培ができないと言われています。

南アフリカの先住民の間では「長寿のお茶」「奇跡のお茶」として親しまれています。

ちなみにルイボスティーの栄養価は「マグネシウム」「カルシウム」「亜鉛」などのミネラル類や、ポリフェノールなどの抗酸化成分が含まれており、カフェインが入っていないのが特徴です。

ルイボスティーがゴースト血管予防に良い理由

ルイボスティーがゴースト血管予防に効果的な最大の理由は血管に存在する「Tie2」(タイツー)という物質を活性化する事にあります。

「Tie2」という物質が活性化されることで、血管が丈夫になりゴースト血管を防止する効果が期待できます。

Tie2(タイツー)とは

Tie2とは私達の血管の中に存在する物質で、血管の老化を防いでくれている物質です。毛細血管研究の第一人者と言われる日本血管生物医学会の高倉伸幸博士によれば、このTie2の働きが弱まることで、毛細血管が破壊され、破れやすくなると言われています。

また逆にTie2の働きが活性化された場合、血管は丈夫になり、毛細血管のゴースト化が防げると考えられています。

つまり、ルイボスティーを飲む事でTie2が活性化され、毛細血管が丈夫になることでゴースト化を防ぐ効果が期待できるという事です。

ルイボスティーのおススメの摂取量は?

気になるのは1日にどれくらいのルイボスティーを飲めば良いのかという事ですよね。

ルイボスティーは薬ではないので用法容量の定めはありませんが、栄養士として1日に2~3杯程度をおススメします。

これは、栄養カウンセリングをさせて頂いた方の中に「ルイボスティーを飲みすぎて下痢になった」という方がいたためです。したがって飲みすぎには注意して多くても1日に3杯までに留めるようにして下さい。

ちなみに、1杯しか飲んでないのに調子が悪くなったなんて方は体質的にルイボスティーが合わない可能性があるので飲むのを中止して下さい。妊婦や体調の優れない方は主治医に相談するようにして下さい。

ルイボスティー以外にもゴースト血管対策におススメの食品を下記ページで紹介しています。ルイボスティーが苦手という方は下記ページを参考にして下さい。

おススメ記事:■「ゴースト血管」を改善する3つの食材とは


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