仙台駅で購入できるという「ずんだシェイク」という飲み物が評判になっているようです。筆者も仙台には時々行くので是非とも飲んでみたいところです。ちなみに羽田空港でも買えるそうですよ。

ずんだシェイクに使われている「ずんだ」ですが、これって何か知っていますか?ちなみに私自身は、ずんだを初めて食べたのは2014年でした。それまで恥ずかしながら食べた事がありませんでした。
ずんだ餅として頂いたのですが、なかなか美味しいです。そこで、ずんだの材料や作り方を調べて、ずんだの健康をまとめましたので参考にしてみて下さい。

そもそも「ずんだ」って何?

ずんだシェイク
ずんだとは、「枝豆」や「ソラマメ」をすりつぶして作るペースト状のものをいいます。枝豆やソラマメを使うので緑色であることが特徴です。

ずんだの語源は、ゆでた枝豆を、すりこぎで叩いたりすり潰して作るところから、「豆をうつ」 → 「豆打」ずだ →「豆ん打」ずんだ となったと言われています。他にも諸説あるそうです。 

ちなみに「うぐいすパン」も餡が緑色なので、ずんだと間違えられる場合がありますが、すぐいす餡の原料は「青エンドウ」なのでご注意。

私の住む東海地方では、ずんだ=仙台(宮城県)というイメージがあります。しかし、ずんだは仙台を中心とした宮城県だけで食べられているわけではありません。
岩手県南部や山形県、福島県、栃木県の一部でも郷土料理として用いられてきました。

ずんだはペースト状なので、色々な料理に使用が可能です。一番ポピュラーなのは、なんといっても「ずんだ餅」ですね。ほかにも「和え物」などにも使われています。最近ではスイーツなどに使われる事が多く、「ずんだスイーツ」というジャンルが確立されました。最近では、ずんだをシェイクに利用した「ずんだシェイク」というものが話題を呼びました。

ずんだの作り方

ずんだは、伊達政宗も愛した料理と言われており、昔から伝わる郷土料理です。現在のずんだの基本の作り方を簡単にご紹介します。1~3までは「ずんだ」、4~ は「ずんだ餡」を作る場合です。

材料 枝豆 300g 上白糖 50g 塩 小さじ1/4(工程5で使うやつ)
 
1.枝豆が柔らかくなるまで塩茹でする。おつまみで食べる枝豆より、長い時間茹でます。

2.豆をサヤから取り出して、薄皮を取り除く。薄皮を取り除かないと食感が悪くなります。

3.すりこぎで丁寧につぶしていきます。粒が細かい方が舌触りが滑らかです。

基本のずんだは以上で完成です。以下の工程は「ずんだ餡」を作る場合です。

4.砂糖を何度かに分けて入れ、まぜます。そして、ひたすらにすり潰します。腕がぴくぴくしてきますが、ひたすらに潰してください。目指すのはクリーム状(好みですが)

5.好みの状態になったら、最後に塩を入れてまぜます。塩を入れると味が引き締まります。ずんだ餡の完成です。

ずんだの健康効果

ずんだの健康効果
ずんだは、基本的に「枝豆」を主原料としているため、シンプルで余分なものがありません。よって「枝豆」の健康効果がそのまま得られます。

体の回復に使われる、タンパク質

ずんだの原料である枝豆には、タンパク質が含まれます。枝豆は大豆になる途中で収穫される豆の事をいいますが、「大豆は畑の肉」と言われるとおり、枝豆にもタンパク質をしっかりと含まれています。
タンパク質は体の構成成分であり、栄養学上「構成素」と呼ばれます。体を作るために使われるため、病気の回復や、お肌の回復など、健康効果と美容効果ともに持ち合わせる栄養素です。

また植物性タンパク質は、動物性タンパク質(四本足動物)よりも健康的であるとされており、がんの人のタンパク質摂取にも良いでしょう。

参考記事:がんの食事に動物性の肉がダメな理由

糖質が少ないのでダイエットにおススメ

低糖質ダイエットが流行しましたが、ダイエットをしている人は、食品に含まれる糖質の量が気になる人もいるのではないでしょうか。その点では、ずんだの枝豆はかなり低糖質といえます。枝豆100g中、糖質はおよそ2.5gほどしか含まれていません。

しかし、ずんだ「餡」には注意が必要です。ずんだスイーツに使われている、ずんだ餡には砂糖が使われているので、糖質は多く含まれいます。純粋なずんだであれば糖質量は低いのでダイエットに適していますので、区別するようにしましょう。

ずんだは疲れにも良い

ずんだは、疲労回復効果も期待できます。ずんだの枝豆には「オルニチン」という栄養素が含まれ、体の新陳代謝を高めて疲労を回復してくれるのに役立ちます。しかも、オルニチンが多く含まれるという「しじみ」よりも多くオルニチンが含まれています。

また、オルニチンは疲労回復効果だけではなく、ストレス軽減、成長ホルモンの分泌を促す効果があるとされています。

便通改善効果

ずんだは、枝豆をすりずぶして食べるため、枝豆の食物繊維をそのまま摂取する事ができます。枝豆には食物繊維が多く含まれるため、女性に多い便秘改善におススメです。

大豆イソフラボン

大豆で有名な「イソフラボン」は、ずんだでも摂取が可能です。枝豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするため、更年期障害や骨粗しょう症を緩和する効果が期待できます。

イソフラボンは「ファイトケミカル」と呼ばれる栄養素の一種です。近年では乳がんの予防に役立つと言われています。ファイトケミカルには抗酸化作用があり、がんなどの病気の予防に役立ちます。

参考記事:ファイトケミカルを上手に摂るたった1つの方法

まとめ

今回の記事を読んで頂いたらお分かりでしょうが、ずんだの健康効果は、枝豆の健康効果をいってもいいでしょう。枝豆というと、ビールのお供にでてくるイメージが強いですが、ずんだにする事で様々な料理に利用できますね。しかも、健康と美容、さらにはダイエットにも効果的なので、これから更に人気は高まっていくかもしれません。