スーパーフード」って知ってますか?近年の健康ブームから日本でも注目を浴びてるスーパーフード。スーパーフードという言葉は、1980年頃からアメリカやカナダで医師を中心とした専門家の間で、健康にとって有効な成分を多く含む食品に対して呼ばれるようになりました。ここでは現在スーパーフードとして呼ばれる主な食品を一覧にしています。

チアシード

スーパーフード・チアシード
海外のセレブが愛用しているとして、日本でもブームになりました。主にダイエット目的で食べる人が多いです。
メキシコが原産です。シソ科の一年草である「チア」の種。古代マヤ人の主食とされており、たんぱく質やミネラル、水溶性の食物繊維などを豊富に含みます。
チアシードの20%はたんぱく質で必須アミノ酸は8種類、ミネラル成分であるマグネシウムはブロッコリーの15倍と言われています。

チアシードは水に漬けることで10倍くらいに膨らみます。ドロドロとした液体がでてきますが、この液体はグルコマンナンという「水溶性食物繊維」です。便通改善や血糖値の上昇をゆるさかにする作用があります。
量が増える事や便通改善効果からダイエットや美容におススメです。

ブロッコリースーパースプラウト

ブロッコリースプラウト
長い名前ですね。これはブロッコリーの新芽のことで、発芽から3日目のものが「ブロッコリースーパースプラウト」と呼ばれます。
ブロッコリー自体も野菜の中で、際立った栄養価も持っていますが、新芽であるブロッコリースパースプラウトは更に健康効果が高い食品です。
ブロッコリースーパースプラウトの健康成分は「スルフォラファン」です。スルフォラファンには強い抗酸化作用、解毒作用があり、がんの予防・改善に役立ちます。

カムカム

スーパーフード・カムカム
カムカムは果実です。疲労回復や老化防止の作用があります。

カムカムはビタミンCの量が半端ではありません。世界の植物の中でNo.1のビタミンC含有量です。ビタミンCは抗酸化作用も持つので、老化の原因になる活性酸素を除去する役割をもっています。
また、クエン酸やフラボノイドといった栄養成分も含有している為、疲労回復や美容にも役立ちます。

強い酸味があるので、ドリンクなどに混ぜて食べるようにしましょう。

マカ

スーパーフード・マカ
精力剤として人気の成分で、「天然の精力剤」と呼ばれます。栄養ドリンクなどにデカデカと書かれていますね。
マカは南米ペルーが原産のアブラナ科の植物で2000年も前から栽培されているんだとか。標高4000mほどの高い場所で育つマカは、栄養価がギュッと凝縮されています。

マカは鉄分やカルシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。ホルモンバランスを整える作用があり、女性は生理不順や冷え性の改善。男性は精力増大などの効果があります。(女性にもあります)

精力剤というと、「苦そう」などの不味そうなイメージがありますが、マカはねっとりとした甘みを持ちます。したがって、デザートやホットドリンクなどに混ぜて食べる事もできます。

スピルリナ

スーパーフード・スピルリナ
なんと地球最古の植物です。藻の一種で水中で育つのが特徴です。管理栄養士として言えば、スーパーフードーの中で一番栄養バランスが良いと思います。

スピルリナはタンパク質を豊富に含み、全体の栄養成分のおよそ70%がタンパク質。しかも体を回復する為に必要な必須アミノ酸は9種類全て含んでいます。
さらにビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸成分など体にとって最高の栄養バランスであると言えます。

自分がスーパーフードをおススメするならスピルリナで決まりですね。

クコの実(ゴジベリー)

クコの実
杏仁豆腐の上によく乗っているやつです。捨てて杏仁豆腐だけ食べる人がいますが、もったいない!捨てずに食べましょう。

ナス科の実で、中国では紀元前から「不老長寿」の薬として用いられてきました。
ビタミンやミネラルが豊富で、特に抗酸化作用のあるβカロテンが多く含まれますので、老化防止や美容におススメ。
さらに薬膳としても用いられ目の回復、疲労回復、血圧や血糖値を下げる効果があるとされます。

ココナッツオイル

スパーフード・ココナッツ
1億2千年前から生息している命の木です。そのココナッツから抽出したココナッツオイルは「太らない油」としてダイエットでも用いられます。

ココナツオイルは常温で固まる「飽和脂肪酸」が多く含まれます。本来であれば飽和脂肪酸はLDLコレステロール上昇などの悪い側面をもっている油ですが、ココナッツオイルは「中鎖脂肪酸」の構造を持っているため、体の中ですぐに燃焼されると言われています。したがって他の油と違い、脂肪になりにくいのが特徴です。
さらに近年では認知症予防デトックス作用があります。

カカオ

スーパーフード・カカオ
中南米原産のアオイ科の植物です。古代から滋養強壮剤や薬として用いられてきた歴史を持ちます。チョコレートの原料として有名ですが、カカオ自体は甘いわけではなく、苦味があります。

苦味成分である「テオブロミン」には脳機能を高めて、リラックス効果や集中力を高める効果があるとされます。またチョコレートを食べた時の高揚感は「フェニルエチルアミン」という成分によるものです。
また、抗酸化成分も豊富なので美容にもピッタリです。

カカオはチョコレートに含まれますが、チョコレートには植物性油脂や糖分が多く含まれるので、健康効果を考えるのであれば「高カカオ」「ビター」と書かれたチョコレートにしましょう。

麻の実(ヘンプシード)

スーパーフード・麻の実
中央アジア原産の麻の実です。日本でも見かけます。

麻の実には、人間が必ず摂取しなければいけない「必須脂肪酸」がすべて含まれています。特にオメガ系(不飽和脂肪酸)のオレイン酸やαリノレン酸は健康効果が高い脂肪酸で、脳梗塞や心筋梗塞の予防、さらに認知症の予防効果が期待できます。
また、タンパク質やミネラルも含むので栄養バランスに優れています。

プライマリースーパーフード10と呼ばれるスーパーフード

特にアメリカやカナダで認められているスーパーフードを「プライマリースーパーフード」と呼びます。現在、プライマリースーパーフードを呼ばれるものは以下のようなものがあります。

・スピルリナ
・クコの実
・カカオ
・チアシード
・ココナッツ
・アサイー
・カムカム
・ブロッコリースプラウト
・麻の実

まとめ

今回、主だったスーパーフードをまとめました。全体的な効能を見ると体の老化防止に効果がある事が特徴です。また、抗酸化作用の多いものが多く、がんの予防も期待できそうです。生活の中でうまく取り入れてはいかがでしょうか。

スーパーフードは海外のものが多いですが、日本の食べ物も負けてはいません。特に、がんに良い食べ物を下記記事で紹介しています。

参考記事:がんを予防する食べ物一覧