栄養学とは

栄養士が教える、がんを予防する食べ物一覧

こちらの一覧はその都度更新していきます。順不同ですので、気になる食品を目次から選んで御覧下さい。

ニンニク

ニンニクの抗がん作用
ニンニクの抗がん成分を「ジアリルトリスルフィド」通称DATSといいます。DATSはがんに侵された細胞を「細胞死」に追い込むことができると言われています。これはアポトーシスといわれる現象で、がん細胞を自爆させる事でがんの増殖を抑えるという働きです。ニンニクの抗がん効果はアメリカの国立がん研究所が認めています。

トマト

トマトの抗がん作用
トマトに含まれるリコピンはファイトケミカルの一種。ガンの原因といわれる活性酸素を消去してくれる効果があります。
参考記事:ファイトケミカルを上手に摂るたった一つの方法

パプリカ

パプリカの抗がん作用
パプリカにはビタミンCが大量に含まれています。その量は野菜の中でもトップクラスです。ビタミンCには強い抗酸化作用を持っているので、がんの原因である活性酸素除去に有効です。

シイタケ

シイタケはガンに効く
シイタケに含まれる「レンチナン」という成分は抗がん作用があります。レンチナンは治療薬としても実用化されました。さらにシイタケの石づき(足のさきの部分)には、がんに有効な成分が含まれる事がわかっています。みじん切りにしてご飯に入れて炊くなど活用しましょう。

マイタケ

神戸薬科大学・微生物化学研究室の難波宏聡彰教授によって、マイタケに含まれる「MD-フラクション」に強い強腫瘍性があることがわかりました。一定期間MD-フラクションを投与した臨床例で、乳がんや肺がん、肝臓がんの腫瘍が小さくなりました。アメリカの臨床実験でも同様の事が確認されています。

ブナシメジ・ナメコ

免疫向上作用や、がん発生の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用がある事がわかっています。

マツタケ

近畿大学大学院の河村幸雄教授によって、マツタケに含まれるMAP(マツタケ抗腫瘍たんぱく質)が、がん細胞だけを攻撃する事が突き止められました。

がごめ昆布

昆布に含まれる「フコイダン」という色素成分とぬめり成分が、免疫力を高める事が分かっています。もずくや昆布類には多く含まれているが、一番多いのが北海道の「がごめ昆布」と言われています。
フコイダンはがん細胞だけを攻撃して死滅させ、がんに栄養を送っているけっかんも攻撃すると言われています。

昆布(普通のやつ)

がごめ昆布同様、「フコイダン」も含みますが、もういひとつの成分に注目。その名も「フコキサンチン」。フコキサンチンは昆布の色素成分で、強力ながん抑制効果がある事が京都府立医科大学の西野輔翼教授によって明らかにされています。※マウス実験です

牛骨髄

牛の骨髄(英語名:マロー)は中国、韓国などでは滋養強壮の食材として珍重されてきた歴史があります。(韓国ドラマ:チャングムでも病気を治す食材として登場)アミノ酸や不飽和脂肪酸、ビタミン、ミネラルといった栄養素をバランス良く含んだ素材。骨髄は免疫細胞の工場なので、免疫を上げるための栄養の宝庫と言われています。牛骨髄はBSEの危険部位では無いので心配もありません。

ごぼう

ごぼうに含まれる「水溶性食物繊維」がガンに効果的。食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分けられます。水溶性食物繊維は「血糖値の上昇をゆるやかにする」「腸内環境の改善」「コレステロール値改善」「便通改善」などの効果があります。特に便通改善は重要で、腸の発ガン物質や有害物質を吸着して排泄してくれる働きがあります。

ヨーグルト

ヨーグルトの抗がん作用
ヨーグルトの「乳酸菌」には腸の悪玉菌の繁殖を防ぎ、善玉菌を活発にさせる働きがあります。腸に善玉菌が増えることで、栄養の消化吸収や免疫力を高める事ができます。今までは乳酸菌は腸まで届かないと言われてきましたが、現在ではヨーグルトの製造技術が向上して腸まで乳酸菌が届くヨーグルトも登場しています。

きな粉

ヨーグルトと同じく腸内環境を改善する効果があります。きな粉には乳酸菌のエサとなる「オリゴ糖」が豊富に含まれています。オリゴ糖を摂取する事で乳酸菌が増えて腸内環境を改善し、ガンを防ぎます。ヨーグルトにきな粉をかけて食べるのは相性の良い食べ方です。

納豆

大豆の健康効果は、納豆になることでパワーアップします。納豆には外敵から身を守る粘膜の強化をしてくれるビタミンB群が含まれ、腸内環境を整えて免疫力をアップする不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を含みます。さらに納豆にしか含まれない酵素である「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす働きがあるので、血流が良くなり免疫力アップが期待できます。

大根おろし

大根ではなく、大根おろしで食べるのがポイントです。大根をおろす事で、細胞が壊れて酵素を食べる事ができます。酵素は摂取する事で他の栄養素の吸収効率を上げる効果があります。さらに大根の酵素は辛味成分と合わさると、発ガン物質を解毒することも判明しています。しかし、ポイントは「大根おろしはおろしてからすぐに食べる事」。酵素はすりおろしてから10分ほどで減り始めてしまいます。おろしたらすぐに食べるようにしましょう。

味噌

味噌は日本の伝統食材。大豆を「こうじ菌」で発酵させることにより、栄養価がアップしています。体を再生・回復するのに必要なタンパク質は、発酵によって「アミノ酸」にまで分解されているので吸収率が良くなっています。また、1980年代には国立がんセンター研究所長の平山雄氏が「味噌汁をよく摂取している人は、胃がんや肝臓がんの死亡率が低い」事を発表しています。

サツマイモ

サツマイモの抗がん作用
サツマイモは各種ビタミンや、便通を良くする食物繊維が豊富に含まれています。さらに尚絅女学院(しょうけいじょがくいん)短期大学・食物栄養学の道岡攻教授によって、サツマイモのしぼり汁に含まれる「ガングリオシド」という成分に、がん細胞の増殖を抑える効果が判明しています。

ジャガイモ

ジャガイモの抗がん作用
熊本大学薬学部の野原稔教授によってジャガイモの抗がん作用が発表されています。ジャガイモに含まれる「ステロイドアルカロイド配糖体」は、抗がん剤の中程度の強さで、がん細胞の増殖を抑える事ができる事が分かっています。
さらに抗酸化作用のあるビタミンCが多いのもポイントです。通常のビタミンCは熱に弱いので、煮たり、炒めたり、ふかしたりすると破壊されてしまいますが、ジャガイモのビタミンCはデンプンで守られているので、熱を加えても壊れにくいのです。中サイズのジャガイモ1個で1日に必要なビタミンC量の3分の1が補給できます。