※この記事は、栄養士が作成しています。
「代謝が低いのが悩み…」
この記事では、上記のように代謝に悩みがある人にむけて、代謝が低い人が普段やりがちな生活習慣について紹介しています。
特にシニア世代の方々に向けた内容になっております。
この記事を参考にしていただくことで、
- 自分が代謝が低いのはコレが原因かも!
- この生活習慣を見直そう!
などの気づきが得られます。ぜひ、参考にしてください。
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そもそも「代謝」って何?
よく聞く言葉ですが、そもそも代謝って何なのでしょう?
もしあなたが、誰かに「代謝って何?」と聞かれたら答えられますか?
ここでは、まず代謝について簡単にご紹介します。
代謝は、簡単にいうと2つのことを指します。
それが
①エネルギー(熱)をつくりだすこと
②カラダの維持に必要なものをつくりだすこと
上記2点をまとめて代謝といいます。
①のエネルギーをつくりだすことのことを、「異化」ともいいますが、簡単にいうと熱を代謝は、体温を作り出しているということです。
これを考えると、「カラダが毎日つめたい」「体温が低い」という悩みを持っている方は代謝が低いと言えるかもしれません。
②のカラダの維持に必要なものをつくりだすこと、これは、専門的には「同化(どうか)」といって、エネルギーを消費して、体内の必要な物質を作り出すことです。具体的には、アミノ酸を結合してタンパク質を作ったり、糖や脂肪を合成して細胞膜を作ったりするなどのプロセスが含まれます。
代謝は、生命の維持に欠かせないプロセスといえます。
つまり、代謝が低いという事はカラダにとって好ましくないとも言えますね。
代謝が低い人のやりがち習慣5選
では、ここから本題ですが、代謝が低い人がやりがちな悪習慣をご紹介します。
この情報の活用方法ですが、これらが、自分に当てはまっていないかをチェックし、当てはまっているようなら改めるために使ってください。
また、改善策も一緒に紹介するので、参考にしてくださいね!
1.だらだらと寝て起きる
睡眠をとることは、良いことです、しかし、無駄に夜更かしをして朝だらだらと起きるのは別です。
仕事を引退したシニアの方の中には、好きな時間に寝て、好きな時間に起きるという生活を送っている方もいるかもしれませんが、これは良くありません。
朝は代謝を高める交感神経というスイッチが入る大切なタイミング、夜は無駄に過ごさず、早めに就寝し、決まった時刻に起きましょう。
また、起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。代謝のスイッチが入りますよ♪
2.朝食はとらない
あなたは朝食を食べるようにしていますか?
朝食を摂る、摂らないは賛否両論ありますが、私は朝食はとった方が良いと思っています。
代謝を高めるためのスイッチにもなりますし、何より朝栄養を補給することで、日中に活動的に動けるので結果的に代謝は高まります。
空腹では、十分に頭もカラダも動けず、代謝は上がりづらいです。
バナナ1本や、ゆで卵1個でも良いので食べましょう!
3.楽な移動手段を利用する
エレベーターやエスカレーター、公共交通機関は便利なものです。
でも便利は時として現代人の代謝の低下を招きます。
家から遠い場合や、カラダの調子が悪ければ利用するべきですが、歩ける距離である場合や、身体的に支障がない状態なら、ぜひ階段を使ったり、徒歩や自転車で目的地に行きましょう。
そうするとで、自然と運動量が増え、エネルギーが発生するので代謝は高まります。
4.姿勢が悪い
自宅で座っているときに背中を丸めて座っていませんか?
姿勢が悪いだけでも代謝は悪くなりがち。
なぜなら、人間は楽な姿勢になろうとするからです。
体調が悪ければ、楽な姿勢になることは大切ですが、代謝を上げるためにはおすすめできません。
楽な体勢というのは、つまり、カラダが「省エネ」になっていると思ってください。
つまりは、「あまりエネルギーを出さないようにする」というのが楽な姿勢です。
代謝を上げたいのに、カラダが省エネでは意味がないということです。
改善策として、
できれば、背筋を伸ばし、椅子に浅く腰掛けるようにしましょう。
なお、私の場合はスタンディングデスクを利用し、仕事中もできるだけ立っている時間が長くなるよう心掛けています。
スタンディングデスクは、とってもおすすめです。
▼私が使ってるスタンディングデスク▼
5.食事は炭水化物+アブラがメイン
かつ丼やラーメンなど、とっても美味しいのですが、代謝を考えるとおすすめはできません。
炭水化物とアブラが多いメニューは脂肪が蓄積しやすく、代謝が低いカラダになりやすいです。
また、炭水化物を多く摂りすぎると血糖値があがって日中に眠くなり、活動量の低下を招きます。
代謝が低いのが悩みなら、たんぱく質を意識しましょう。
鶏むね肉、鮭などの魚類をたっぷりとることで、十分なたんぱく質が確保できます。
たんぱく質は、筋肉の材料になるため、代謝アップが狙えますよ♪
まとめ
今回は、代謝が低い人がやりがちな悪習慣を紹介しました。
あなたに当てはまっているものはありましたか?
もし、当てはまっているものがあれば、ひとつでも良いので改善していきましょうね♪
最後に、代謝アップするためのポイントをまとめておきます。
- 規則正しく起き、朝日を浴びる
- 階段などを使い活動量を上げる
- 姿勢を正すよう心掛ける
- 食事はたんぱく質を意識する
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