みなさんは『秋』と聞いて、どんなことを想像しますか?
「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」色々あると思いますが、私はダントツで「食欲の秋」というイメージです。気候も過ごしやすくなって、美味しいものがたくさんある『秋』、とてもワクワクしますね。
今回はそんな『秋』に旬を迎える食材について、特徴や栄養価などについてお話していきます。
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■秋が旬の食材はどのようなもの?
秋が旬の食材はたくさんありますが、その中でも私たちの生活に身近な食材を魚、野菜、くだものに分けて見ていきましょう。
①魚
秋鮭、サバ、ニシン
②野菜
さつまいも、ごぼう、しいたけ
③くだもの
りんご、ぶどう、柿
■旬の食材の特徴や栄養価について
①魚
・秋鮭
秋の代表的な魚です。秋鮭は身がさっぱりしているのが特徴です。
鮭にはアスタキサンチンという色素が多く含まれているため、抗酸化作用があります。
このアスタキサンチンは、ビタミンEの1,000倍もの抗酸化作用があるそうです。
そのため美肌効果やアンチエイジングの効果も期待できますね。
・サバ
秋サバは、たくさんの餌を食べて産卵に向けて蓄えているため、脂がのっているのが特徴です。
スーパーなどにも並んでいるので、手軽に食べることができるのも嬉しいですね。
サバには青魚特有のDHAやEPAも豊富に含まれています。
血液をサラサラにしたり、血液の疾患予防に役立つとされているため、健康をサポートしてくれる栄養価です。
・ニシン
ニシンの産卵期は3月から5月頃も旬ですが、魚自体が美味しいのは10月から11月頃のようです。栄養を蓄えていて脂がのっています。
ニシンの加工品はスーパーによくありますが、生の状態ではあまり見かけないようにも思います。
新鮮なニシンはお刺身でもいただけるそうです。個人的にはニシンそばが大好きです。
②野菜
・さつまいも
さつまいもと言えば、食物繊維ですね。水溶性と不溶性がバランス良く含まれているのも特徴です。
便秘やコレステロール対策におすすめです。私は便秘対策で毎日さつまいもを100g食べるようにしています。
また食物繊維だけではなく、ビタミンCやカルシウムも含まれています。
このビタミンCはデンプンに守られているので、加熱してもビタミンCの量があまり変化しないようです。
・ごぼう
ごぼうもさつまいもと同様に食物繊維が豊富な野菜の一つです。
便秘解消や腸内環境を整えてくれる効果があります。秋から冬にかけて旬を迎えるごぼうは香りや食感も楽しめます。
煮物や炒め物、揚げ物など幅広く食べられる食材です。
・しいたけ
しいたけは春と秋と年に2回、旬があります。秋のしいたけは香りが高いのも特徴です。
こちらも食物繊維が多く含まれているため、大腸の働きを促し、便秘解消効果が期待できます。
太陽に当たるとビタミンDの量が増えます。生のしいたけより、栄養価が高いと考えて、干ししいたけを好む方もいらっしゃるように思います。
③くだもの
・りんご
りんごといえば、秋ですね。品種も豊富で、みなさんも自分の好みの品種があると思います。
個人的には蜜が入った、歯切れの良い「ふじ」という品種が大好きです。
りんごには、カリウムやビタミンC、食物繊維、りんごポリフェノールも含まれています。
甘味や酸味、食感もさまざまなので、ぜひ食べ比べをしてみてくださいね。
・ぶどう
ぶどうは世界中でも人気のある果実で、生で食べることも多いですが、海外では主にワインの原料として栽培されているようです。
国産のぶどうは主に8月から10月頃に旬を迎えます。カリウムが豊富で、高血圧予防に効果的です。
皮や種にはアントシアニンやレスペラトールも多く含まれていて、抗酸化作用も期待できます。
・柿
柿は日本で古くから栽培されています。10月頃旬を迎え、たくさんの品種が楽しめます。
甘柿はそのまま食べれますが、渋柿は干し柿にするか、アルコール等で渋みを抜いて食べましょう。
柿は栄養価が高く、ビタミンC、カロテン、食物繊維がたっぷり含まれています。
酸味が多い柑橘類の方がビタミンCが多いように思いますが、実は柿のビタミンCは柑橘類の2倍もあるようです。
秋の料理におススメのレシピ本
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■まとめ
今回は秋に旬を迎える食材について、お話をさせていただきました。
旬の食材はたくさん思い浮かびますが、その栄養価までご存じの方は多くないと思います。
今回お話させていただいたものは、秋の味覚のほんの一部ですが、各食材の栄養価も少し頭の片隅に置いて、自分に必要な栄養価を考えつつ、旬の食材をたくさん食べて、心もカラダも元気にしていきたいものですね。
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