今回は、「お酒は結局、カラダに良いの?悪いの?」をテーマに紹介していきます。
ちなみに、私は下戸でお酒がまったく飲めません。
よく「お酒は適度であればとても健康に良い」という話を耳にしますが、本当でしょうか?
戦国武将の毛利元就は、「酒を飲むとみな気が短くなり、あることないこと言ってよくない。酒ほど悪いものはない」と言っていたそうです。
事実、戦国武将の中にも酒で失敗した者も少なくなかったそうです。
特に豊臣秀吉の家臣として有名な福島正則はかなりの酒豪で、お酒の飲みすぎを心配して諫言した側近の家臣に対し、酔いにまかせて切腹を命じ、翌朝酔いがさめたときその家臣が切腹したことを知り、号泣して後悔したそうです
今回はお酒が体に及ぼす良い影響と悪い影響について書きたいと思います。
結論:ある程度の量ならカラダに良い
結論から言うと、ある程度の量に抑えれば、お酒はカラダに良い働きをしてくれます。
では、ある程度の量とはどれくらいかというと、
一般的には、1日あたりの適量は男性で2合(360ml)、女性で1合(180ml)程度です。
逆に上記の量を超えると、悪影響がでるので注意しなければなりません。
体に良いお酒の成分
お酒には、アルコール以外にも様々な成分が含まれています。以下に、お酒に含まれる主な成分について詳しく説明します。
アミノ酸
お酒には、米やブドウ、麦が使われますが、お酒をつくる過程で、アミノ酸が含まれます。
特に、グルタミン酸が含まれており、これはお酒のうま味をだす成分です。
ポリフェノール
お酒には、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれています。
とくに、ワインに多く含まれる傾向にあります。
このポリフェノールは、血液の循環を促進し、動脈硬化や心臓病のリスクを減らす効果があるとされています。
また、肌の老化を防止する効果もあるとされています。
ビタミンB群
お酒には、ビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群は、体内のエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素であり、不足すると疲労感やストレスがたまりやすくなるとされています。
つまり、適量を飲めば、これらの成分がカラダに良い働きをしてくれるわけです。
ただし、個人差があり、アルコールに弱い人や病気を持っている人は、この量を超えないように注意する必要があります。
お酒が体に及ぼす悪影響
お酒に含まれるアルコールは、過剰に摂取すると健康に悪影響を与えます。
アルコールは、肝臓や腎臓、胃腸などの臓器に負担をかけ、炎症や障害を引き起こすことがあります。
また、アルコールは依存症やうつ病などのリスクを高め、飲酒運転などの社会問題にもつながります。
したがって、くりかえしになりますが、
一般的には、1日あたりの適量は男性で2合(360ml)、女性で1合(180ml)程度にとどめましょう。
まとめ
日本酒には健康に良い成分が含まれていますが、適度な量で飲むことと、健康的な生活習慣とのバランスが重要です。
また、飲酒に関するルールやマナーを守り、社会的責任を持って飲酒することが求められます。