「塩分を控えたい‥」
「血圧が気になる…」
この記事では、そんな悩みを持つ方へ向けて栄養士が、おすすめの減塩方法を4つご紹介しています。
とくに、60代以降の方にも実践しやすい減塩方法をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
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なぜ減塩が必要なのか
なぜ減塩を心がける必要があるのでしょう。
それは、日本人の食習慣がどうしても塩分過多になりがちな傾向にあるからです。
漬物、うどん、味噌汁、煮物、その他にも多くありますが、日常の多くの料理に塩分が多く含まれる傾向にあるのです。
塩分は、体内の水分量を調整するために重要な役割を果たしていますが、摂りすぎると血圧が上昇することがあります。
その結果、高血圧や心臓病、腎臓病、脳卒中などの健康上のリスクになってしまいます。
とくに、高齢世代に多い高血圧は、心臓病や脳卒中のリスクを高めることが知られており、減塩は高血圧を予防するためにとっても重要なのです。
ちなみに、もし貴方が減塩に取り組めば、以下のようなメリットがありますよ♪
- 血圧の上昇を抑えられる
- 生活習慣病のリスクを下げることができる
- むくみ対策ができる
- 素材のうま味を感じれるようになる
栄養士おすすめの減塩法
それでは、ここから具体的な実践しやすい減塩方法をご紹介します。
柑橘果汁を使おう
例えば、焼いたお肉や魚には、塩ではなく、レモン、スダチといった柑橘類の果汁をかけるようにしてみましょう。
酸味が、肉や魚のうま味を引き立ててくれます。
さらに柑橘果汁に含まれるカリウムは、塩分の排泄もサポートしてくれるのでおすすめです。
出汁をしっかりとって利用する
味噌汁や吸い物など、の汁物は味噌や塩、醤油で味付けすることが多いため塩分過多になりがちです。
そこで、出汁をしっかりとって使いましょう。
今は、だしパックなど気軽にダシをとれるものもありますので、それらを使い、十分に濃厚なダシをとるようにしましょう。
出汁は、カツオや昆布といった、うま味が凝縮されており、調味料を少なくしても満足感が得られます。
ただし、顆粒ダシなど、商品によっては最初から塩分が含まれているものもあるので、商品パッケージをよく見るようにしてください。
香辛料を利用する
コショウなどの香辛料は、香高く、それだけで料理の満足感が得られやすいです。
もし、香辛料が大丈夫であれば、塩分を減らして香辛料を利用してみるのも良いでしょう。
香味野菜をたっぷりと使う
ねぎ、大葉、ミョウガなどの、いわゆる香味野菜は、それだけで味に満足感を与えてくれやすくなります。
たとえば、冷やっこを食べるなら、大葉やミョウガなどの香味野菜をたっぷりとのせれば、少量の醤油をかけるだけでも満足感は高まります。
さらに、香味野菜は血管の老化防止に働く、抗酸化成分も摂れてカラダにとっても良いです。
まとめ
今回紹介して減塩方法をまとめると、
- 柑橘果汁を使おう
- 出汁をしっかりとって利用する
- 香辛料を利用する
- 香味野菜をたっぷりと使う
の4つを紹介しました。他にもやり方は色々ありますが、とりあえず取り組みやすいものを厳選してみました。
しかし、これでも味に満足できない方はいらっしゃると思いますが、減塩の味に馴れることも重要です。
最初は、苦痛に感じる方もいるかもしれませんが、2週間ほど継続すれば、いつの間にか、減塩の味になれます。
ぜひ、最初の2週間は継続しましょう!!!