管理栄養士のタイゾーです。
このページでは、『これから栄養学を学びたい』という栄養学を学ぶ初心者に向けて、私が実際に購入し勉強になった本をご紹介していく。
「なんの本を買えばいいんだ・・・」という方はぜひ参考にして欲しい。(動画で見たい人はこちら)
スポンサーリンク
栄養学初心者が選ぶべき本の条件
私がおススメする本を紹介する前に、初心者が選ぶべき本のポイントを紹介したい。
なぜならポイントを抑えることで、「うわ、こんな本買わなきゃよかった・・・」というお金の無駄を回避できるからだ。
具体的に以下のポイントを必ず押さえてほしい。
5大栄養素がわかりやすく説明されている本
私は、これから栄養学を学ぶ人にはぜひ『5大栄養素をざっくりと学ぶ』ことからはじめて欲しい。
なぜなら、5大栄養素は『栄養学の基本中の基本』ともいえる栄養素だからだ。
ちなみに5大栄養素とは、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのことをいう。
経験則から言うと、この5つの働きから学んで、枝葉をつけていくように知識を増やしていくほうが効率的である。
サクサク読める本
初心者にとって、最良の本とはサクサク読めるものである。
なお、サクサク読めるとは、イラストがふんだんに使われ、かつカラーである本のことだ。
どんな分野にも言えることだが、勉強し始めに難しいと感じてしまうと、序盤に挫折してしまいがちである。
したがって序盤に関しては内容は薄くてもサクサク読め、モチベーションが高い状態である程度の知識がつけられる本が良いと思う。
おススメ本3選
前置きが長くなったが、以上2点を踏まえた上で、おススメする本をご紹介する。
私が実際に購入して良かったと思えるものである。(栄養素の摂取量等は、最新のものではないが栄養学の基本はメチャわかりやすいもの)
いってみよう!
■栄養素キャラクター図鑑
一番おススメするのが、栄養素キャラクター図鑑である。
はっきりいって、他の2冊をおさえてダントツの一位と言っていいだろう。
この本が良いのは、インパクトのあるキャラクターを使い、わかりやすいテキストになっていることだ。
このイラストというのが、超絶大切で、キャラクターが使われていることでイメージが脳に定着しやすくなる。
また、この本はふりがなもふられており、小学生の食育にも使える内容になっている。
つまり、小学生でも学習できる内容ということは、大人にとってもわかりやすく作られているということだ。
とにかく『はじめの1冊』として、超おススメの1冊だ。
悩まず、とにかく買って損はないと思う。
■図解入門よくわかる栄養学の基本としくみ (メディカルサイエンスシリーズ) 秀和システム
次は、よくわかる栄養学の基本としくみ。
この本は先に紹介したキャラクター図鑑よりも少し深い内容で、栄養学の基本が学べる。
5大栄養素だけでなく、栄養素の消化、吸収、代謝、排泄までの一連の流れを学ぶことが可能だ。
さらにいえば、各病気と栄養の関係もわかりやすく知ることができる。
キャラクター図鑑と比べると、若干専門書のようにも見えるかもしれないが、イラストもわかりやすいので初心者でもサクサク読むことが可能だ。
「初心者だけど、一気に栄養学の全体像を知りたい」
という人にぜひおススメしたい。
■決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典 西東社
最後に紹介するのが、『決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典』である。
この本は、一冊持っておけば長く使える本と言えるだろう。
というのも、栄養素や食品の役割・効果などがピンポイントでたくさん紹介されているからだ。
「あの栄養素にはどんな効果があるんだっけ?」
と見返したいときに、瞬時にポイントだけを読むことができる。
また、食品を多数紹介されているので、料理の参考にも活用可能だ。
これからの健康ライフに1冊は持っておくと役立つと思う。
最後に
今回は、私がおススメする本を3冊ご紹介した。
もちろん、この本以外にも素晴らしい本は多数存在するので、ぜひ自分にあった本と出会って欲しい。
なお、今回紹介した本は、栄養素の摂取量など『数値』が古いものもある。その点だけはご承知いただきたい。
基本的に初学者は、数値よりも栄養素の働きをざっくり学ぶことからはじめてほしい。
スポンサーリンク