睡眠はカラダの再生タイム

睡眠と栄養
夏の暑さで寝苦しい季節ですが、皆さん夜はきちんと睡眠とれていますか?夜にしっかりと身体を休めないと疲労が蓄積し、体調を壊しやすくなります。

人間にとって睡眠とは「カラダの再生タイム」です。寝ている間にカラダの再生は促進されます。したがって睡眠がとれない日が続くとカラダの回復がしにくくなってしまいます。

また、脳も眠っている間に再生しています。脳は一日のストレスを眠っている間にリセットしています。睡眠が十分にとれていないとストレスが解消されず、うつ病などの原因にもなります。

良い睡眠ってなんだろう?

あなたは良い睡眠をとれているでしょうか?それを判断する方法があります。

それは「朝の目覚めが良いかどうか」です。たとえ睡眠時間が短くても、パッチリと目がさめて目覚めが良ければ、質の良い睡眠をとったと言えます。

眠れない原因を知ろう!

よく寝付けが悪いという方がいますが、多くの方が眠れないのは下記のような原因が考えられます。

■環境が原因

良い睡眠をとるためには、「寝るための環境つくり」が大切です。寝室の温度が高すぎたり、部屋の照明が明るすぎたり、近隣の騒音などがあると熟睡できなくなる原因です。まずは、寝る為の環境作りは出来ているかチェックしてみて下さい。

■ストレスが原因

心配事や不安感があると寝付けが悪くなります。寝ようと思って布団に入っても、心配事があると脳が活性化してしまいます。

■病気や体調が原因

持病によって睡眠障害が起こる場合もあります。たとえば喘息や痒みなどによって眠れない場合もありますし、うつ病や認知症などの脳に関係する病気も睡眠障害がおこる要因の一つです。
さらに、肥満も質の良い睡眠を妨げます。脂肪が増える事によって気道が塞がれ、寝ている間呼吸が上手く行われなくなります。いわゆる睡眠時無呼吸症候群です。

■その他の原因

寝る前のコーヒーや喫煙も睡眠を妨げる原因となります。

眠れない時に摂って欲しい栄養素は「トリプトファン」

「夜眠れない」、「すぐ目が覚めてしまう」、「熟睡できない」という人にはトリプトファンという栄養素がオススメ。
トリプトファンとはアミノ酸の一種で、お肉や牛乳等に含まれています。トリプトファンを摂ると「セロトニン」というホルモンの材料になります。このセロトニンこそが質の良い睡眠のカギなのです。
セロトニンは別名を幸福ホルモンと呼ばれ、眠気を誘発してくれる作用があります。睡眠障害でお悩みの方には非常にオススメの栄養成分です。

眠れない時はホットミルクを飲もう

ホットミルクで良い睡眠を
どうしても眠れない時のオススメ対処法をご紹介しておきます。それは「ホットミルクをのむ」。

先にも説明しましたが、ミルクには「トリプトファン」という成分がはいっていますから、ホットミルクを摂る事で、眠りを誘発させるセロトニンの材料を補給できます。さらにホットで飲む事で、適度にカラダが温まり、眠れる体内環境を作りだしてくれます。

眠れない時は一度やってみてはいかがでしょう。

質の良い睡眠をとる方法

トリプトファン以外にも質の良い睡眠をとる為の方法をご紹介します。

■規則正しい睡眠のリズムを心がけましょう

特に寝る時間には注意して下さい。毎日違った時間に寝てしまうと、脳のバランスがついていけず、良い睡眠がとれにくくなります。

■適度な運動(週に1回以上は30分以上運動できると良いです)

運動をすると自律神経のバランスが整い、より深く眠れるようになります。とくにウォーキングなどの有酸素運動はカラダへの負担も少なく、自律神経を整えやすいのでオススメです。

■ストレスコントロールを心がけ、上手に気分転換をしましょう

心配事などストレスを感じた状態で、布団に入ってもなかなか寝付けません。ですから、寝る前に趣味を行うなど、好きな事をやって気分を落ち着かせて下さい。

これだけはやめて!寝る前のスマホ

寝る前のスマホはNG
スマートフォンの普及によって、寝る時にベッドでスマートフォンをいじっている方も多いのではないでしょうか。

これ絶対にやめて下さい。

スマートフォンの画面からは「ブルーライト」という光が出ています。明るい場所でスマートフォンをいじる場合はまだ良いのですが、暗い寝室等でいじる場合にはブルーライトの光を沢山浴びる事になります。

ブルーライトは眠気を誘うホルモンの分泌を抑制してしまう事がわかっています。つまり眠りの質を低下させてしまいます。

近頃ではスマートフォンによる寝不足が問題になっています。また、パソコンも同様にブルーライトを発生しています。少なくとも就寝前の2時間はスマートフォンやパソコンの使用を控えるようにして下さい。

眠れないからといってスマートフォンをいじるのは逆効果になるのでお気をつけ下さい。

まとめ

・寝ないとカラダは回復しない
・寝ている間に脳はリセット!睡眠不足はうつ病につながる
・寝れない原因は環境・ストレス・病気
・熟睡できる栄養素は「トリプトファン」。眠気を誘う「セロトニン」の材料になる
・寝れない時はホットミルクを飲んでみよう
・寝る時間は規則正しく
・30分ほどの有酸素運動が効果的
・趣味で気分転換をしてみよう
・寝る前のスマホはNG!

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