私の栄養コーチングのクライアントさんで一番多いのが「肥満」の悩みです。

これまで「やせたい」という50名のクライアント様に対して食事コーチングを行ってきました。

で、コーチングの出発点で現在の食事内容や精神状態をカウンセリングするわけですが、肥満に悩む人に共通する点があります。

それが『精神的ストレス』を持つ点です。

肥満というと、基本的には「食べ過ぎ」、「運動不足」という2大原因があるわけですが、私のクライアントさんの多くがこれらの引き金になっているのが『精神的ストレス』というケースが多々あります。

どういうことか、これまでのコーチングの経験則からお話しします。また記事の終盤では、ストレス太りを改善する為の方法(導入編)についてごご紹介しています。


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精神的ストレスによって太る理由

ストレスで太る理由

では、さっそくストレスによって太りやすくなる理由をご紹介。ポイントはストレスによって引き起こされる『ホルモン』、『過食』、『運動不足』です。

原因1.ストレスホルモンで太りやすくなる

私のクライアントさんの大部分が社会人で仕事をしている人が多いです。(特にデスクワークがメイン)

仕事をしていれば、当然ながら上司や取引先からのプレッシャーはつきものですよね。

このプレッシャーがストレスとなるわけですが、ストレスがかかると、カラダや脳はストレスに備えて警戒態勢を取り続けます。

すると脳から警戒態勢の指令が出されてストレスホルモンが出されます。

ストレスホルモンが放出されると、カラダは『戦いに備えて脂肪(エネルギー)をためておかなきゃ!』と反応して、使い切れなかったエネルギーが脂肪として蓄えられやすくなるのです。

これはカラダにもともと備わっている防衛反応なのですから、全く問題ないことなのですが、デスクワークなど活動量が少なくなった現代社会人にとっては、エネルギーが使い切れず、余った分は腹回りにたまっていくことになります。

原因2.やけ食い、無茶食いでストレス解消

問題はホルモンだけではありません。というより、ホルモンよりこちらのが問題だと思います。

仕事でストレスが増大すると、どこかでストレスを解消しようとするわけですが、多くの人が『飲んで、食べて』という『過食』をすることで解消しようとする人が多いです。

もちろん、好きなものを好きなだけ食べ、好きなだけ飲むことが悪いとは思いませんが、毎日繰り返したら大問題です。

クライアントさんの初期の食事内容をみると、ストレス解消で揚げ物やクリームたっぷりのスイーツなど、脂質と糖質がいっぱいで、ハイカロリーなものを大量に食べる傾向にあります。

適正カロリー以内なら問題ないのですが、ひとつひとつがカロリーが高いので、おなか一杯食べた時には簡単に適正カロリーをオーバーしてしまいます。

このオーバーした分が貯金として、中性脂肪に変換されてカラダに蓄積することになる訳です。

ただし、ストレスと食事の問題は過食だけではなく、食欲が低下して食事が摂れなくなる『拒食』になるパターンもあります。

原因3.運動をしている余裕がない

過食をしても、運動をして消費エネルギーを高めれば問題はさほどありません。しかし、ストレスが多いというクライアントさんの多くが『運動なんてしてる余裕ない』と言います。

これはよく分かります。私も一般企業で働いてましたから、昼間は上司にプレッシャーをかけられつつ、夜中まで仕事。

例え外回りをしておらず、デスクワークだとしても頭はフル回転ですから精神的に疲労困憊。

そんな状態では帰宅後、とてもじゃないですが運動なんてしてられません。

しかし悲しいかな、精神的には疲れていても身体活動量が少なければ、摂取カロリー>消費カロリーになりやすいため太りやすくなってしまいます。

また原因2の過食と重なった場合、過食によって満腹になると運動ができないので負の相乗効果を生み出します。

負のサイクルが毎日続いてしまう

精神的ストレスによって太ってしまう理由を上げましたが、問題はこれらの生活が毎日繰り返されることです。

仕事→精神的ストレス→過食&運動不足→寝る→仕事→過食・・・・

ストレスを解消するために過食に走り、満腹になって運動できず。この連鎖が毎日続くと人によってはなかなか抜け出すことができません。

人間はどうしても楽な方に流れますし、一度慣れた生活習慣を変えるのは勇気と根気が必要になります。

大事なのは今、この瞬間を大切にし、今から変えること。

今が生活習慣を正すチャンスです。というより、この瞬間を大切に『今から変えよう!』と決意しなければ変わりません。

ストレスによる肥満を解消するための2つのコーチング内容

では、何をどう変えれば良いのか。私のコーチングにおいて1週間目にまず行ってもらうのは以下の2点です。

・何でもいいから、運動を1日1回

・サラダを食べて20分あけてから夕食

1週間目はこれだけです。

カロリーも制限しませんし、好きなものを好きなだけ食べてください。

言っておきますが、この方法で劇的にやせるということは全く期待できません。

ここでのポイントは生活習慣を改善する為に、まず初めの一歩はハードルを下げるということです。

先ほども話しましたが、これまでの悪い生活習慣を変えるのはかなりキツイです。

多くの人が、最初からカロリーを一気に制限したりしますが、大抵は途中で挫折します。そして、精神的にも負担になります。

よって私のコーチングでは半年くらいの計画を立て、初めのハードルを軽く、徐々に生活習慣を正してカラダを慣れさせていきます。

(これでも挫折しそうになる人が多いので、自分のコーチングでめちゃくちゃ応援します)

では、初めの第一歩をもう少し詳しく解説します。

①運動(何でも良い)を1日1回

目標は『運動して当たり前』『運動しないと気持ち悪い』くらいの感覚になることです。

そのために、まずは何でも良いので1回だけ運動してもらいます。

本当に何でも良いです。

腹筋1回でも、腕立て1回でも、5分だけ歩くでもハードルは下げます。

重要なのは、運動を1週間、毎日続けることです。

これによって、脳に運動するという習慣を植え付けるのが目的です。

サラダを食べて20分あけてから夕食

1週間目はカロリー制限は全くありません。好きなものを好きなだけ食べてOKです。

ただ、夕食時だけルールをもうけます。

それがサラダを食べて20分間隔をあけてから夕食というものです。

そもそも仕事をしている社会人にとっては、夕食がカギを握ります。

クライアントさんでも多いのが、とにかく仕事が終わってからのドカ食い。

特に夜は活動量が下がるので、代謝が落ち、夕食にハイカロリーなものを食べ過ぎると脂肪として蓄積しやすいdす。

これを防ぐために、まずはローカロリーなサラダをまず食べます。

そして少し時間をあけると、ある程度食欲が落ち着きますので、結果的に食べる量が少なくなり満足感を得られるのです。

そんな事でと思うかもしれませんが、これが結構効果あります。仕事終わりは、強烈な食欲に襲われると思うので、それを落ち着かせるのがポイントです。

ちなみにサラダの種類や量に規定はありません。コンビニで売っているものでも構いません。(ただし、野菜のみのサラダを選んでください。揚げ物やお肉が一緒になったようなものはさけて)

まずはハードルを下げて生活習慣の改善に取り組みましょう!ただし、今回紹介したのは入口に過ぎません。長期的に計画を練って徐々に生活習慣を変えていく事をおススメします。なお、栄養コーチング受け付けておりますのでご希望の方は問合せフォームより『コーチング希望』と入力の上、ご連絡下さい!


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