「ゴースト血管」というのを聞いたことありますか?
このページでは、カラダに様々な悪影響を及ぼすと言われている「ゴースト血管」とは何者なのかをまとめました。
あわせてゴースト血管の予防や改善に役立つ食品も紹介していますので是非参考にして下さい。
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ゴースト血管とは
ゴースト血管とは、厳密には、カラダに張り巡らされた「毛細血管」が破壊されて、機能されなくなった状態をいいます。
血液が流れなくなった事で、ゴーストのように消えて見える事から「ゴースト血管」とも呼ばれます。
毛細血管は、カラダの隅々まで張り巡らされており、酸素と栄養を細胞に運び、老廃物を戻すという働きを持っています。
毛細血管の太さは赤血球が1個通れるくらいの非常に細い血管で、詰まりやすくなっています。しかし、毛細血管が破壊され、ゴースト化してしまうと様々な病気に繋がる事がわかってきました。
次に血管がゴースト化するとどんな影響があるのかをご紹介します。
血管がゴースト化するとどうなる?
血管がゴースト化すると体の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなるので、細胞の破壊がおこります。したがって、以下のような症状が現れるとされます。
・しみ、しわ、抜け毛
・心筋梗塞
・冷え性
・むくみ
・がん
・白内障
・肩こり
特に、ゴースト化した血管には「炎症」も同時におこりやすく、がんが発生しやすい環境になってしまうそう。
また、毛細血管のゴースト化は脳にも影響が出やすくなります。カラダ全体の血液の1/5は脳に集中しているとされ、毛細血管も沢山存在します。
脳の毛細血管がゴースト化してしまうと、脳細胞も破壊されやすくなり、認知症のリスクが増大すると言われます。
なぜ毛細血管がゴースト化するのか
先に紹介したとおり、毛細血管は非常に細く、もろいため色々な要因でゴースト化しやすい血管です。
原因①運動不足
カラダをうごかさなくなると、カラダだが「栄養を運ぶ必要がない」と判断してしまい、毛細血管がゴースト化しやすくなります。
原因②肥満
太り過ぎも、血管のゴースト化を招きます。脂肪がつくと、増えた脂肪組織にも毛細血管も伸びる。しかし、全身の血流量は変わらないので、カラダの隅々まで血液が行き渡りにくくなるのです。つまり、毛細血管に血液がいかなくなるということ。毛細血管に血液が行き渡らないと、血管がゴーストします。
原因③過食・たべすぎ
人間は、食事を摂ると胃や腸などの消化器官に血液が集中します。その時、他の場所の血液量は減少しています。
食べ過ぎが起こると消化吸収するために、常時、胃や腸に血液が集中する事になるので、その分末端の毛細血管にダメージが受けやすいのです。その結果ゴースト化すると考えられています。
ゴースト化した血管はどうなるのか
では、ゴースト化してしまった血管はそのままなのだろうか?という心配する人もいるでしょう。しかし、心配はありません。
実は、血管というのはそのままという訳ではなく、適切な対処をすれば、血管はまた蘇る事ができる事が分かっています。
次にゴースト血管を改善する食材をご紹介します。
ゴースト血管を改善する為の3つの食材
ヒハツ
ヒハツとは、沖縄のソーキソバなどで使われる香辛料の原材料です。インドでも、冷えをとって長寿に繋がると言われています。
味は、コショウとウコンを合わせたような味。基本的にはコショウと同じように肉の下味やパスタに絡めて使うと良いとされます。
ヒハツは、体温を上げ、血液の流れを良くする効果があり、毛細血管のゴースト化を防げるとされます。
しかし、とにかく食べれば良いというわけではなく、目安は一日に小さじ1杯程度が良いとされます。
しょうが
しょうがはカラダを温める効果が広く知られていますが、カラダが温まるという事は、血流が良くなるという事です。毛細血管のゴースト化防止におススメです。
シナモン
発汗効果があり、毛細血管の血流を良くする効果が期待できます。
お茶を飲むなら「ルイボスティー」がおススメ
上記で紹介した食品以外にも普段飲むドリンクとして「ルイボスティー」がおススメです。
ルイボスティーには毛細血管を丈夫に保つ「Tie2」という物質を活性化する事で、ゴースト血管を予防する効果が期待できます。
ルイボスティーのゴースト血管予防効果については下記ページでご紹介しています。あわせて読む事をおススメします。
まとめ
ゴースト血管という名前はあまり聞きなれない名前だとおもいますが、要は毛細血管の詰まり、破壊の事です。しかし、名前の通り、非常に細い血管ですので、詰まったり、壊れやすくなっています。
日本人に多い糖尿病も、まず破壊されていくのが毛細血管です。糖尿病に多い網膜症や腎不全も、目や腎臓に毛細血管が多いからです。
毛細血管が元気でいるためには、常日頃の生活習慣(禁煙など)や食習慣の改善が必要です。
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