高齢者風邪

寒い日が続いていますが、みなさんは冷え、体の不調は気になりませんか?

私も冬はあまり得意ではありません。暑さより寒さが苦手なタイプです。
何をするにも寒く、手足が冷えて、知らない間にカラダに力が入ってしまい、肩こりなどの不調が出やすいからです。

「冷えは万病のもと」とも言えます。私も含めて、しっかり『冷え』対策をして、一緒に冬本番を乗り切りましょう!

参考:協会けんぽHP 季節の健康情報

■冷え性はなぜ起こる?

冷え性とは、血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです。
血流が悪くなると、カラダに必要な酸素・栄養素が行き届かなくなってしまうだけでなく、蓄積された老廃物も排出されなくなります。そのため、冷え性になると色々な不調が現れやすくなります。中でも、手足の冷えは多いと思いますが、これも血行が悪くなっている不調のサインです。きちんとカラダを温める必要があるのです。

■冷え性の原因

冷え性を招く原因はさまざまありますが、最近ではストレスや不規則な生活習慣などによって、自律神経が乱れることが原因として多いです。また運動不足によって、熱を作る筋肉量が減っていることや、女性に多いですが、きつい下着によって血行不良になることも挙げられています。

■冷えのタイプと改善ポイント3選!

・手足が冷えるタイプ(四肢末端型)

比較的若い女性に多い冷え性です。過度なダイエットや栄養不足が原因であることが多いです。また、手足の冷えだけではなく、肩こり、頭痛も出やすいです。
このようなタイプは、手足を温めるだけではなく、腹巻やカイロなどを上手く使って、お腹や腰の保温を心がけて全身を温めることを意識しましょう。

・下半身が冷えるタイプ(下半身型)

長時間のデスクワークや運動不足、骨盤のゆがみが原因で、下半身の血行不良になり冷えが起きています。
こまめにカラダを動かしたり、湯船にしっかり浸かって、血行を良くすることが重要です。カラダを温めるようにしましょう。

・全身が冷えるタイプ(全身型・内臓型)

自律神経の乱れが原因となり冷えるタイプです。手足の血管が収縮できなくなり、内臓へ血液が行き届きにくくなることで冷えが起こります。また、こちらのタイプは自覚症状が少なく、下痢や風邪のような症状が出て気づく人も多いようです。
ストレスを溜めないよう、リラックスできる環境を作ることが大切です。そして、カラダを温める食材を意識して摂り、免疫力を高め、カラダの内側から整えるようにしましょう。

■今日からできる温活!

冷えを改善するには、ただ服を着込んだり、手足を温めるだけではいけません。
カラダの内側から温めるように意識し、食事や生活習慣を見直しましょう。

〈食べ物・飲み物〉

栄養バランスの良い食事を意識し、カラダを温める食材を積極的に取り入れましょう。生姜、ネギ、ごぼう、にんじんなどの根菜類、紅茶やココアはカラダを温める食材の一例です。また、肉や卵に含まれるたんぱく質は、筋肉を作る働きがあります。

〈運動〉

体を動かすことで、全身の血行が良くなり、筋力アップも期待できます。ハードな運動は必要なく、無理のない範囲で運動する習慣を作ることが大切です。室内でストレッチをすることも効果的なので、仕事の合間や寝る前の時間を活用するのもおススメします。

〈入浴〉

できれば毎日湯船に浸かりましょう。温度は38度~40度を目安にじっくり浸かって、カラダの芯から温まりましょう。湯船に浸かることで、血行促進とリラックス効果があり、良質な睡眠も期待できます。

■まとめ

私自身、単に冷え性と思っていただけで、自分の冷えのタイプについて詳しく知りませんでした。自分の冷えのタイプを知ることで、どこをどのように温めたら良いか、ということを意識して生活していこうと思います。
また、普段からエスカレーターを使うのではなく、階段を使う、デスクにはひざ掛けを置き、季節を問わず、足元を温める習慣にする、など些細なことですが、やっていこうと思います。
まだまだ冷えが気になる季節が続きます。みなさんも冷えないカラダ作り、試してみてはいかがでしょうか。


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