管理栄養士のタイゾーです。
今回は、免疫力を上げると話題のR-1乳酸菌の力について紹介したいと思います。
R-1乳酸菌はリオオリンピックで体操団体金メダルを獲得した、白井健三選手も摂取していた栄養です。
まずは、免疫力とは何かという所から説明していきましょう。知っているという人はスルーして読みススメて下さい。
そもそも免疫力って何?
免疫力とは、免疫細胞の働きの事をいいます。
簡単にいえば、からだの中には免疫細胞という「兵隊」がおり、この兵隊が外部から侵入してくる「細菌」や「ウイルス」などの外的から身を守ってくれているのです。
この兵隊の中でも、特に「NK細胞」・ナチュラルキラー細胞という免疫細胞は、がん細胞をやっつけてくれる力があります。
したがって、がんの予防、改善にはNK細胞の活性がカギをにぎります。
NK活性は何をしたら下がるのか?
Nk細胞はとてもナイーブで、ちょっとしたことで活性が下がってしまうと言われています。次にNK活性が下がると言われている原因を紹介します。
加齢
NK活性は年を追うごとに減少していくことが分かっています。
NK活性は、人間が生まれた食後から徐々に上昇します。しかし、20歳くらいでピークを迎え、後の後は徐々に下降していきます。
過度の運動がNK活性を下げる
「え?運動って免疫力あがるんじゃないの?」と思いますよね。
実は、過度な運動には注意する必要があります。
運動をしている間は免疫力は上昇しています。しかし、運動をやめた瞬間に免疫力がガクッと下がる事が分かっているのです。
実際にハードなトレーニングをする人こそ風邪をひきやすい傾向があるといいます。
過度なストレス
ストレスは免疫力を下げる作用がありますが、ストレスの中でも受け身のストレスが特に良くありません。
例
・上司からのプレッシャー
・満員電車
・受験勉強やテスト
NK活性を上げる方法
次に免疫のカギを握るNK活性を上げる方法をご紹介していきます。
大声で笑うこと
ただ笑えば良いというわけではなく、ポイントは心の底から笑うこと。つまり、作り笑いや愛想笑いではダメだといいます。
心の底から笑うことで、副交感神経が優位になり、NK細胞が活性化しやすくなると言われています。
心の底からわらう事が大切です。
ドヤ顔(達成感)がNK活性を上げる
人間は達成感を感じた時にNK活性はあがると言われています。
先に紹介したように、仕事のストレスはNK活性を下げる事ですが、それを達成した時にNK活性は高まるようになっています。
挑戦はストレス原因にもなりえますが、時には挑戦して達成する事で体に良い事があるのですね。
適度なお酒を飲む
適度な飲酒は、血流を良くし、副交感神経を優位にしてNK細胞の活性を上げる事ができます。しかし、飲みすぎてはいけません。適量と言われるお酒の量を紹介しておきます。
ワイン グラス2杯(200ml)
ビール 大瓶1本
逆に飲みすぎてしまうと、NK細胞の活性は低下するので注意して下さいね。
菌類を食べるとNK活性が上がる!
キノコや納豆、ヨーグルトなどに含まれる「菌類」にはNK活性を上げる力があります。
しかし、キノコや納豆を食べてNK細胞を活性化するには、かなり大量に食べなくてはいけないと言われています。その量は、1日にトラック1杯分くらいも必要というデータも。。そこまでは食べれませんよね。そんな方に食べて欲しいのが「R-1乳酸菌」なのです。
R-1乳酸菌の摂取が効率良くNK活性を上げる
ここからいよいよ今回の本題です。
菌類の中でも、そこまで大量に摂取しなくても、NK細胞の活性に効果があるのが「R-1乳酸菌」です。正式名称を「1073R-1乳酸菌」といいます。
キノコ類は大量に食べないといけませんが、R-1乳酸菌をヨーグルトで食べるなら、なんと一日1個でNK活性が上がると言われています。
体操の白井健三選手もR-1乳酸菌を愛用
リオオリンピックで体操団体金メダルを獲得した、白井健三選手もR-1乳酸菌を摂取していました
代表が決まってから、リオにいくまでの合宿中までにR-1乳酸菌を食べ「体調の良い状態で練習に臨めた」と本人が言っている。
R-1乳酸菌を食べる時は食後にしよう!
R-1乳酸菌がNK活性を上げる作用がある事は、お伝えしましたが、R-1乳酸菌を食べるタイミングについてご紹介したいと思います。
R-1乳酸菌を摂取する場合、必ず食後に食べるようにして下さい。
なぜなら、R-1乳酸菌は胃酸で死滅してしまう可能性があるからです。胃酸によってR-1が死滅した場合、もちろんNK活性は上がらず、免疫力は上がりません。
つまり、食前や食間にR-1乳酸菌は食べない方が良いという事です。
食べるならば、胃酸の効果が弱まる食後にするようにしましょう。
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